今日打てばブログの更新が来月にまたいでしまうので打つかどうか迷ったのですが、打って良かったです(笑)最高の結果となりました。
では特上卓第426戦の開始です。
東1局
このような時にとりあえずなどの牌を切るような人も居ますが、やはり愚形残りの手であればたった1牌の引きなんかも逃さないよう素直に不要な字牌を切るべきなんですよね。よって、ここは1枚切れのを切ります。
はい。麻雀は効率を重視出来ない人や、訳の分からない打牌をしてウマぶろうとする人では勝てないゲームなんですよね。
これで一気に勝負手となりましたね。
こうなれば当然素直にを切りますが、が出た時に仕掛けてと落とせばと言う形の残る1シャンテンに構える事が出来るので、この手からを切るなんて事は絶対にしてはダメですよね。
対面から早いリーチが掛かりました。
とは言え、ドラ暗刻の1シャンテンからオリる事など有り得ないので全ツッパする構えですが、もしもここへが出た場合でも先ほどと同じく仕掛け、例えどちらも通っていなくともと切り、自分都合だけでアガリに向かいます。
なぜなら、このような勝負手の時は放銃など罪でも何でもなく、逆に真っ直ぐ打たず日和る事こそが罪だからです。
これは、対面からのリーチを受けた上家が、唯一の現物を抜かず無筋の切りとした局面です。
これは素晴らしいですよね。
理由はもう何度も言って来ましたが、ここで唯一の現物を抜いた所で次に安牌を引けなければ、自身の手を崩してアガリの目が無くなってしまった状態から無駄に当たり得る牌を切る羽目となってしまうだけなので、だったら自身もアガリを目指して同じ当たり得る牌を切った方が明らかに得だからです。
はい。この理屈が理解出来ないと言う人は相当マズいと思います。
当然の追い掛けリーチとします。
これは、2件リーチを受けて共通安全牌の無い下家が、ツーチャンスとでも思ったのか2件に無筋の切りとした局面です。
このような時はもう考えても仕方ないので、たった今対面に通ったばかりの1件には確実に通るをツモ切るしか無いんですよね。。。
はい。当然ですよね。
こんな何の根拠も無い2件の無筋を切って放銃にでもなれば悲惨でしかないですからね。。。
結果は、リーチツモドラ3で2000・4000のツモアガリとなりました。
いや~これは最高のアガリとなりましたね。
東2局
このような時にとりあえず愚形を嫌っておけば良いと直ぐにペンターツなどに手を掛けるのではなく、などの牌を残した所で上手くがくっ付いて良形ターツになる保証など何処にもないので、例え愚形であろうと1牌引くだけで良形ターツどころかメンツ完成となるペンなどを残した方が有利だと考えるのです。前局のペン引きが良い例ですよね。よって、このような時は素直に孤立牌のを切ります。
はい。何故これを理解出来ないのでしょうか。。。
こうなれば当然5ブロック+補助牌を残すのが良いので、ここでペンを嫌う切りとします。
「なんだ、結局嫌うんじゃんw」と思った人も居るでしょうが、ここでペンを嫌うのは補助牌を引いたからであって、当然補助牌となる牌以外であれば嫌う事など無かった訳ですし、何ならここでペンが埋まっていた可能性だってあったのです。それを結果論から「結局同じじゃん」みたいに考えるのは完全に間違いなんですよね。。。麻雀は例え結果は同じでも過程が違えば差は歴然なのです。
はい。
とは言え、この手はまだメンツ手の可能性も十分あるので、このような時は自身の欲を優先させるのではなく、素直に受け入れを最大に構えるべきなのです。
はい。
「ではこれはツモ切りだな」と思った人も居るでしょうが、前々巡のとは違い、このはもしも七対子のテンパイとなった時に即リーチの打ち易い牌となりますよね?よって、今度はメンツ手と七対子の両天秤に構える切りとなるんですよね。
はい。こう言った時にどれだけ合理的に考えられるかどうかなんだと思います。
はい。完璧ですね(笑)
これで何とツモリ四暗刻の1シャンテンとなりましたね。
こうなれば「この手はもう四暗刻だ!」とわざわざカンの受けを嫌ってまでから切ってしまう人も居ますが、が安牌なのであればまだ残す価値はあったとしても、ここでカンの受けを拒否してまで危険度の高いを残してを切っても何の得も意味も無いのです。よって、ここは一択となります。
はい。
ただし、次に安全度の高い牌を引いた場合はを切っても問題はありません。と言うよりも、むしろ切った方が良いとさえ言えるでしょうか。
これが先ほども言った、例え結果が同じでも過程が違えば。。。と言うやつなのです。
次巡、何とが暗刻となり、ツモリ四暗刻のテンパイが入りました。
ここは当然の即リーチとしますが、基本的にツモリ三暗刻やツモリ四暗刻の時はリーチを掛けるべきなんですよね。なぜなら、やはりツモリ~と言う役は名の如くツモってナンボの役なので、リーチを掛けて相手にオリてもらう確率を上げ、1回でも多くツモ番を回しツモる確率を上げた方が有利だからです。もちろん、アガった時に裏が乗れば複数枚乗って一気に化ける可能性を秘めているからと言う理由もあります。
これは、何と対面に高目二盃口か七対子ドラ単騎のどちらかが選べるテンパイが入った所、生牌のドラのをぶった切って高目二盃口で追い掛けリーチに踏み切った局面です。
これは素晴らしい判断ですよね。
やはり、このような時にドラのが切り辛いからと、単騎に受けるような麻雀ではなかなか勝てないでしょうね。
はい。これが正しい選択なんですよね。
これは当然切れる訳などないですし、この手はとにかく1回でもツモ番を増やしたいので、当然の暗カンとします。
結果は、対面からリーチ三暗刻トイトイ裏3()で24000点の出アガリとなり、何と早くも対面が飛んでトップ終了となりました。
いや~一体何が起こったのでしょうか(笑)
まぁ今回は完全にイカサマとも言うべく手牌と結果となりましたが、「ただ単にツイていただけ」と妬んでは何も得るモノがないですし、例え誰が打っても結果は同じだったかもしれませんが、過程が違えば全く違う未来にだって成り得たのです。それを理解出来るかどうかなんですよね。。。
まぁたったの15回の打牌選択回数であれば何も誇る事など出来ませんが、では誰でも0.0%が出せるかと言えば、そんな甘いモノではありません。
その証拠に。。。
はい。
はい。
ね?そんな甘いモノじゃないんですよ。
ね。。。?え?
え?
お見事です(笑)