では特上卓第285戦後編の開始です。
南1局
良いですね~。良い具合にぶっ飛んでますね(笑)
これは、段ラスの親の対面から早過ぎるリーチを受けた上家が、一発で無筋のをツモ切った局面です。
良いですね~。良い具合にぶっ飛んでますね(笑)
ここで1枚切れのよりも先にが切れる勇気、わたしにも分けて下さい!
これは、全ツッパの上家にテンパイが入った局面です。
何でこうなるんですかね?
何でこんなに上手く行くんですかね?
異世界の住人にしか分からない何かがあるのでしょうか。。。
結果は、上家に役1ホンイツで1000・2000をツモられました。
まぁここは段ラスの親の対面に4000オールや6000オールをツモられずに済んで助かりましたが、これではただの運頼みのジャンケンでしかありませんよね。
南2局
この手は微妙なので、このような時は七対子を本線に789の三色目を残して打ち、仕上がりそうな時だけ前に出ると言った打ち方が良さそうです。よって、ここはどちらにも不要な切りですね。
はい。
これは案外嫌なツモですよね。。。
と言うのは、カンやペン引きのメンツ完成と言うのであれば迷う事なくメンツ手に決め打ちますが、これでは三色が現実的に見えたと言うだけであって、苦しい事に変わりはないからです。
と言っても、ここは必ず何かは切らなければなりませんし、何を切るにしても七対子か三色を拒否しなければなりませんね。よって、ここは迷った結果、三色目を残し七対子は拒否する切りとしました。
まぁそれも当然ありますが、流石にこの手は789の三色に仕上がるとも思えないので、周りを引いての三色諦めと言った感じの方が良いような気もします。。。
下家からリーチが掛かり、一発で危険そうなを掴み現物のを切った所、2枚切れの絶好のカンが埋まり1シャンテンとなりました。
と言うのは、本来この形の1シャンテンでは押し返しませんが、ここは対面以外の上位3名が三つ巴の形となっているので、もしもここで下家に満貫などの放銃となっても、ラス落ちとなる事だけはまず無いような状況だからです。
はい。どうやら薄いカンを引いて熱くなってしまっただけのようですね(笑)
うーん。。。
もちろん、を押したからには当然ドラのも勝負する構えでしたが、更に両筋に当たり得るまで引かされては厳しいですよね。って、さえも厳しかったですね(笑)
よって、ここで目を覚ましたわたしは、先ほど自身で通したの筋で切りとしました。
結果は、下家にリーチタンヤオツモドラ1で2000・3900をツモられました。
って、危ね~。
南3局
何と大物手の予感満載と言ったチャンス手の所、下家からが出ました。
これは当然仕掛けますが、ここは仕掛ける事ではなく仕掛けた後で何を切るのかが重要ですよね。
とは言え、この手はやはりトイトイにしたいですし、手なりでを切ってのリャンメン受けを残し役2の3900点としてしまうくらであれば、役2トイトイの親満テンパイを入れアガれずの流局でも大差はないので、ここは最低でもを使うかトイトイかのどちらかにはする切りとしました。
もちろん、対面が飛び寸前と言うのも関係しているのでしょうが、流石にを切った後でを引けばがっくりしますからね。
これは当然のポンテンに取ります。
これで高目親満テンパイとなりましたね。
ちなみに、上家からが出た時は当然のチーテンに取りました。理由は言うまでもなく、その後でアガれれば親の40符3翻で7700点にもなるからです。
結果は、下家から役1トイトイで7700点の出アガリとなりました。
いや~これは上手く下家と絵が合いましたね。
このアガリはラッキー以外の何者でもないと思います。
南3局1本場
これは、残り1000点かつ親番の残っていない対面が、を1鳴きした局面です。
まぁ確かに対面の手は面前では厳しいと思いますが、流石に残り1000点の者がこうして1鳴きするのはどうなのでしょうか。。。
もちろん、誰がどんなアガリを目指そうが人の勝手ではありますしルール上は何の問題もないのですが、わたしとしては、どうせならこの一局で挽回するように面前で仕上げるのか、あるいはやはりダメで心中するのかくらいの方が良い気もしますね。
これは、下家にピンフドラ2のリャンメン待ちテンパイが入った所、ダマに構えた局面です。
これはまぁ微妙ですよね。巡目も深過ぎますし、対面は明らかにソウズのホンイツなので。
ただ、下家とわたしの点差は5100点なので、対面から出てしまった場合はこのまま2着終了となってしまうのですから、ここはダメ元でリーチを打つ手もありそうです。
先生はダマですか。
まぁ流石にこの巡目にリーチ棒を出すのは得策ではないとの判断なのでしょうか。
ちなみに、わたしであれば最悪対面に放銃となってもラス落ちだけはないと考えるので、ここは対面から出た時の事を想定してリーチに踏み切る可能性も十分ありますね。
これは、何と下家の手が456の三色確定となるを引いてダマで満貫となった局面です。
たった1巡で最高の手替わりとなりますかね。。。
とは言え、ここで対面に満貫など打てばバカでしかないので、当然テンパイになど取りません。よって、ここは切りとしました。
そうですね。。。ここは先生の言うように完全安全牌のが良かったですね。
と言うのは、こんなで下家にチーテンなど取られでもすればヌルいだけですからね。
結果は、対面から下家へピンフ三色ドラ1赤1で8000(8300)点の横移動となり、対面が飛んで下家に捲られ、2着でラストとなりました。
うーん。。。最後の最後に仕様かとも思える三色確定の引きやが出て行ってしまうラス牌のドラ引きなどがありましたが、今回はわたしもツイていたのも事実なので、この捲られは致し方ないですね。
まぁこの異世界とも思えるメンツで煽りを喰う事もなく終われただけマシですね。
ん?悪手率9.8%とかなり悪いですが、何処でそこまで減点されたのか分かりませんね。。。まぁ南2局の下家のリーチにを押したのはやり過ぎた気もしますが、それ以外に大きく減点対象となった打牌は無かったように思うのですが。。。
下家は、とにかく遠い所から喰いタンでの必死さが印象的でしたね。
とは言え、東1局の親の対面への字牌等の絞りはお見事でした。
対面は、東1局にいきなり対子落としから入った手順はお見事でしたね。
ただ、やはり敗因となってしまった東2局の単騎リーチは無謀でしかありませんでした。あれは必ず反省した方が良いと思われます。
上家は、悪手率24.0%ですか。。。
流石にそれはぶっ飛び過ぎですね(笑)
今までのチャンプではないでしょうか?
まぁラス目の対面の親リーチに一発で無筋をぶった切ったり、わざわざリャンカンを2枚切れのカンチャンに固定する先切りとしたりなど、押し引き面でも手順面でも全てに於いてぶっ飛んでましたからね(笑)妥当だと思います。