「NGOって、いつごろからはじまったんですか?」という質問は多いですね。


ご存知のようにNGOはヨーロッパから始まった、市民の活動のひとつです。その源流は?とたずねられると、いろいろと迷うところがあります。


まず、ヨーロッパの外から始まった流れ、つまりヨーロッパの人々が開発途上国で支援をする活動は、やはり植民地時代ではないでしょうか。とくにキリスト教の布教と慈善活動が一体となって進み日常化していったようです。時期は17世紀くらいではないかな、と思います。その後、布教と慈善活動が分けられるようなって、今に至っています。


もうひとつは、ヨーロッパ、特にイギリスで始まった国内のボランティア活動団体が、世界的に広がっていった時期ですね。これはいろいろ説があるかもしれませんが、YMCA、サラベーション・アーミー、ボーイスカウト、。アンチスレイバリーインターナショナルといった活動の広がりがあります。また国際赤十字もそのひとつかと思います。これは主に19世紀になります。


これらが徐々に認知され、NGOと呼ばれ、政府機関とも共存、連携するようになっているのだと思います。


違うご意見の方、ぜひコメントください。


国際協力NGOセンター(JANIC)事務局長ブログ-coffee smells good