そういう訳でそうゆう若者が増えている
一般的に、会話では「そうゆう」と発音しても、メールでは「そういう」と書くことでしょう。
しかし、文章に起こしても「そうゆう」と書く人は存在して、友人でも何人かは「そうゆう」を使ったメールを送ってくる。
最近、ブログを巡回していると「そうゆう」であったり「そうゆった」といった言葉を目にすることが多くなった。
どうやら、メールや文章に「そうゆう」と書く若者が確実に増えているようだ。
「◯◯な若者が増えている」
こんな見出しを見ると、脊髄反射的に若者をバッシングしたがる大人の多いことといったらもう!
バッシングするの自体は悪ではないですが
バッシングを習慣としてするのはどうかと思いますよ。
おっと申し訳ない。力が入ってしまった。
さて、話を戻します。
年下の女の子にさり気なく聞いてみたところ、「そういう」に比べて「そうゆう」の方が見た目が良く可愛いとのこと。
僕は「そうゆう」とは書かないけれど、可愛いという感覚はわかる気がする。
でも、そんなの日本語の乱れだ!などと声を荒げる人も中にはいる。
日本語の乱れ?本当にそうだろうか?
現代で使われている言葉の中には、昔の言葉の中でも“語感が良い”という理由で生き残ったものも多くある。
流行語などにしても、響きの良さ・面白さが優先している。
つまり、感覚的な部分が評価されたという訳だ。
さっきの女の子の言った「可愛い」という理由も感覚的なもので、「そうゆう」の方が何か良くない?という風潮になって市民権を得れば、そっちが正しくなる。
あと20~30年もしたら、「そういう」に取って変わって「そうゆう」という書き言葉が市民権を得ているかもしれない。
もしそうなったところで、「そうゆう」が良いとか悪いとか乱れてるとか無学とかそんなのは関係ない。
世の中、多数決で出来てるから、いくら「昔は~」なんて言ったところで多数決には敵いはしない。
誰が言ったか「言葉は生き物」というのもうなずける。
冒頭に友人がメールで「そうゆう」を使っていると言いましたが、これ、わざと使ってるんです。
正しくは「そういう」なのを承知で使っているのです。
おそらく、そっちの方が可愛いからなのでしょう。
ある意味、スラングのようなものとも言えます。
そうゆう訳で、もし「そうゆう」と書いている人がいたとしても、あまり目くじらを立てないことをお勧めします。
漢字で書くと「然う言う」ですね。
この漢字表記がカワイイ!ってなったら誰も文句は言わない気がする。
こんな話をしたのは、「ヤンゴってそうゆう人だよね」と言われたせいです。
次回から何回かに分けて「ヤンゴはそういう人」というエピソードを紹介していきたいと思います。