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あこのアトリエ

旅と山とハンドメイドの記録と、重症心身障害児たちへの愛を綴ったブログ

自分の頭の整理と備忘録が目的なので、毎回長いです

こんにちはニコニコ



あれから体調は復活し、ちゃんと仕事に行けています。


夏休み明けは分散登校でした。

緊急事態宣言延長で、分散登校も延長です。





はやくいつもの生活に戻りたいけど、子どもが少ない分じっくり指導時間をとれるので、この期間を有効活用したいですウインク






さてー。


今年は夏休みは、本をたくさん読みました。


中学生くらいまでは読書好きな子どもだったのですが、高校あたりで部活ばかりになり、看護大学・看護師・教育大学のときは「本を読む」というより「情報を得るために本を見る」に変わっていきました。



本を最初のページから読んでいくこと自体が減っていたので、じっくりゆったり良い時間を過ごせました。


途中、応用行動分析学にどハマリし、そこから冊数が伸びませんでしたが…笑





物語、旅の本、投資の本、手芸の本などなどいろいろ読みましたが、とりあえず教育医療福祉関係の良かった本を書き留めておきます。






【かっこいい福祉】

 

 

アメニティフォーラムで村木厚子さんの講演を聞いたのがきっかけです。


福祉職って、すごく重要な仕事だしやりがいもあるはずなのに、お給料低くて成り手が少ない。


その理由の根底には、「ダサいから」というのがあるんじゃないかと思っています。


なんか、ダサいんだよねー。っていうのを、仲良しの障害児ママさんと話ました。


もっとスタイリッシュで、スマートで、若者が憧れるような職にならなければ、福祉の未来はないと思います。なりたい職業ランキングはいつもランク外ですからね。


そんなことを考えていたときに、読みました。


対談相手の今中さんが、本の最後で語る「かっこいい福祉とは?」に、ものすごく共感しました。







【星と虹色なこどもたち】

 


 こちらは、以前から何度も記事に書いている【気になる子もみんないきいき保育】という本の絵本風の解説書です。


元ネタの本の大ファンなのですが、タイトルや内容的に、手に取るのは保育や教育の専門家ばかりだろうなぁ、と思っていました。一般人にこそ読んでほしい内容なのに、もったいない。


(と思っていたら、一般人の友人が元ネタの本を購入していました!以前この本を使って勉強会をしたのをきっかけに、興味をもってくれました。医療や福祉じゃなくても、この本の優しい考え方に共感してくれる人がいて嬉しかったです)


今回の本の内容はもっと一般化されていて、絵もたくさん。みんな虹色の個性をもっていていいんだよ、というあったかいメッセージを感じます。


子育てに悩む親御さんにもおすすめしたい!







 【重症児の授業づくり】



 

教員になって数ヶ月、いろいろ気づき、もやもやしました。

詳細はこちらの記事に。



この本は、ここで書いていたもやもやを少ーし軽くしてくれました。

コミュニケーションが難しい重症児との関わりでは、支援者の独りよがりな“解釈”が発生することはよくあります。この本の中にもそうした“解釈”は何度も出てきて、そこには共感できないなぁ…という部分もありましたが。


でも、ケアの対象と捉えていた重症児を、学習の主体者と捉え直す視点は、目からウロコでした。


「おむつ交換も教育である」という教育観。

つまり、

重症児を「おむつを替えてすっきりした、ということを感じる主体者」としてみる教育観です。

 

こう考えると、医療的ケアも教育。

私のもやもやも、少しすっきりしました。


まぁ、まだモヤってますけどね!

そのへんは熟したら書きます。







【発達障がいABAファーストブック】

 

 


クラスの生徒さんに、自傷が激しい子がいます。

その子の原疾患や自傷への対応などの文献を読み漁っていたら、「応用行動分析」に行き着きました。

以前から名前は知っていた応用行動分析。今回初めて勉強しました。


関連書籍がたくさんある中でこの本を選んだ理由は…たまたま図書館で借りれたから。

出版がちょっと古い(2010年)けど、最新の本は全部貸出中で何件も予約が入っている状態でした。

読みたい人多いのね!


ネットでも、わかりやすく解説しているサイトがたくさんあります。


私が読んでいたサイトはこちら。

https://www.midori-th.com/kodomonotesupplementary2.html


この考え方、ものすごく使えます。おもしろいです。


看護師はエビデンスを求めがちですが、教育現場ではそうもいきません。なんとなく経験則で時間割をこなしていく日々に、「それってエビデンスあるの?」って内心思ってました。


子どもの行動には必ず理由があるし、先生の行動にも理由がなきゃいけません。


理詰めで考えた方が、私の頭が納得するんです。ABAの考え方はとても私に合っているみたい。

他の本も読んでみようと思い、図書館で予約しました。


この本を読んでからは、クラスの子の全体像や行動の理由を分析するのが楽しくて、

「あぁー私こういうのしたかったんだ照れ

と思いました。


こどもを深く、広く、長い視点でみることや、その日だけで完結しない関わりを考えることは、すごく楽しいです。




でも悩みも発生。

お母さんやクラスの先生の関わり方は、

私がABAの理論で考える関わり方と完全に真逆チーン


自傷が減らないってお母さんも先生も悩んでいるけど…

もともと自傷が起こりやすい疾患だからある程度は仕方ないけど…


「自傷すれば要求がおとる」と学習させちゃったのはこれまでの対応も原因なのよね。


家庭では人手も足りないからある程度仕方ないとしても。

今までの個別指導計画とか見ても、ABA的な考え方はどこにも書いてなかった。


自傷は下手したら命に関わります。

その子も「必殺☆カニューレ抜去」という大技をもっています。

それ以外でも流血は日常茶飯事。

現状は、自傷しないようにご機嫌をとり、自傷したら手をつかんでやめさせるのに必死。



ABAに基づいたアセスメントと関わり方を実践したら、なにか変わるかもしれない。

そんな期待があります。


でもなー新人の私が図々しくそんな提案していいものかしら…

とくにお母さんの方針と真逆だからな…



様子を伺いつつ。

できるところからやってみます。




 




以上、一部ですが夏の読書記録でした!


まいにち図書館計画は…

実は、前半で頓挫しました。


後半は借りた本を家で読んでいました。

後半は雨が多かったとか言い訳はあるのですが…


うちに“あるもの”を迎え入れたことが大きな理由なのです…


それはまた次回。