行くぜ、東北。~⑫桂島 | あこのアトリエ

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8月の旅の備忘録~⑫
行くぜ、東北。

ペンション鬼が浜で過ごす夜。
女将さんに、震災のことを聞いてみた。

この桂島でも多くの住宅が流され、被害は大きかったそう。ペンションは高台だから無事だったけど、まわりの空き地は公営住宅が建ちならび、景観は大きく変わった。
そして防潮堤の建設も行われていた。ここではかさ上げ工事はされていない。

「人が高台に移ったのに、あれ(防潮堤)は必要なのかしらね。お金かけて作ったって、誰もあんなコンクリート見に来ないわよ。防潮堤つくるお金で草間彌生のかぼちゃの一つでもおいてくれた方が、お客さんが見に来てくれるから私たちはありがたいのに」
女将さんがこう言ってました。
そうそう!私もそう思っていた!

1000年に1度の大災害、死ぬときは死ぬんです。それより生きている時間を充実させたい。眺めるなら、コンクリートの塊よりかぼちゃがいい。
なんだかなー。うまくいかないなー。
もちろん防潮堤を作った方がいい、という意見の人もいるから難しいところだけどさ。

住民の生の声は政治に届かないのか?女将さん曰く、届かないらしい。
復興事業の説明会があっても、国や県から決定事項を聞かされるだけだったとか。
うーむ。

誰のための復興…?

でも女将さんは言ってくれました。
「一番ありがたい支援は、こうして実際に足を運んでくれること。なかなか進まないちぐはぐな現状も含めて、見て感じてくれること。来てくれることが「東北のこの忘れてないよ」っていうメッセージだし、どこかに泊まってお土産買ってお金がまわる」

たしかにそうだよな~。

ペンション鬼が浜にはサンドイッチマンも来ている。ご主人と一緒に釣りやバーベキューもしたそうです。

当時の与党民主党の岡田さんも桂島を視察したみたいだけど、土地の人とほとんど目を合わせることはなかったんだとか。

「岡田さんよりサンドイッチマンのほうがよっぽど嬉しかった」

そうですよね。
サンドイッチマンはブログに島やペンションのことを書いてくれたそう。
被災地で何が求められているか、わかってるなぁ~

自分の目で見て考えたい主義の私
女将さんと話して被災地を自分で見てわかったことがたくさんある。

あと一日残ってるけど、
行って良かった~、東北。

#東日本大震災 #被災地 #浦戸諸島 #旅 #写真 #ペンション鬼が浜