王会長「存在感が必要」城島復帰を熱望…ソフトバンク
10月22日8時0分配信 スポーツ報知
ソフトバンクの王貞治球団会長(69)は21日、日本球界復帰のためマリナーズを退団した城島健司捕手(33)について、「彼の存在感がホークスには必要だと思う。またホークスのユニホームでプレーできれば最高」と古巣復帰を熱望した。
王会長は1994年、別府大付高(現明豊高)からドラフト1位で城島を指名した当時を振り返り、「学校まで行って入団要請したからね。そういう意味で思い入れはあるね」としみじみ。帰国直後、城島本人から直接連絡を受けるなど、4年間のメジャー生活を経ても“師弟関係”は不変だ。
しかし、王会長とは対照的に球団のトーンは低かった。阪神が早々と獲得に乗り出した中、ソフトバンク・竹内孝規COO(48)は「まだ方向性を申し上げる状態ではない。阪神? 他球団を意識して(議論を)やっていない」と参戦表明どころか、消極的とも受け取れる発言に終始した。
今季のチーム総年俸はリーグトップの35億円超(推定)とすでに高騰しており、26本塁打と田上が正捕手として急成長した背景もある。球団では今月29日に都内で開かれるソフトバンク本社の決算報告会後に、孫正義オーナー(52)と会談し、姿勢を明確にする方針だ。
城島が海を渡った06年以降、背番号2は欠番扱い。当時の城島も「ユニホームを脱ぐのであれば福岡でと思っている」と公言していたが、球団の慎重な姿勢に、王会長も「即、答えが出せないようだね」と複雑な表情を浮かべるばかりだった。
加入条件は「プレー時間」=マリナーズ退団の城島が会見-米大リーグ
10月22日11時33分配信 時事通信
【ロサンゼルス時事】米大リーグ、マリナーズの退団が決まった城島健司捕手(33)が21日、電話を通じて記者会見を行い「体と技術も含めて、まだ自分ができるというその時期に帰らなければいけない」と決断に至る心境などを語った。
昨季から出場機会が激減しており「アメリカではこの2年間、悔しい思いをした」と述べた。さらに「球団に不満はまったくない。イチローさんと一日も長く野球をしたいという気持ちもあった」と胸中を明かした。
日本球界復帰を希望しており、今後入団交渉に入るが、重視するのは「プレー時間」と「自分を一番必要としてくれているということ」。交渉は代理人に一任するというが、オファーがあれば直接、話を聞くという。
古巣のソフトバンクについては「僕を育ててくれた球団であるのは間違いない。興味を持ってくれるだけでもありがたい」と話した。
野球=ホークス王会長、「城島の存在感は必要」
10月22日9時38分配信 ロイター
[東京 21日 ロイター] 米大リーグ(MLB)のマリナーズを退団し日本球界への復帰を決めた城島健司捕手(33)について、古巣の福岡ソフトバンクホークスが獲得に名乗りを上げた。
城島獲得には、阪神タイガースが20日に関心があることを明らかにしていた。
王貞治球団会長は「彼の存在感はホークスに必要。再びホークスのユニホームを着てプレーできるようになれば最高」と語った。
城島は2008年シーズン中に、マリナーズとの契約を3年間延長していたが、19日に残り2年の契約期間を破棄し退団すると発表していた。今季はけがに苦しみ、出場71試合で打率2割4分7厘、9本塁打の成績。マリナーズの4年間では、打率2割6分8厘、48本塁打、198打点だった。
王会長、城島にラブコール「鷹ユニホーム着て」
10月22日7時52分配信 サンケイスポーツ
ソフトバンクの王貞治球団会長(69)が21日、マリナーズを退団した城島健司捕手(33)の古巣復帰を熱望した。球団側は獲得に向けた動きを見せていないが、帰国の報告も受けたという王会長は「ホークスのユニホームを着てくれたら最高」とラブコールを送った。
ヤフードーム内の球団事務所を訪れた王会長。師弟関係はいまでも変わらない。
「彼の存在感は必要だと思っている。チームを引っ張っていく素晴らしいものを持っている。人気もある。ホークスのユニホームを着てくれたら最高だね」
2年残っていたマ軍との契約を破棄して、退団。阪神が獲得に名乗りを上げたが、古巣ソフトバンクは静観したまま。昨年までなら現場の最高責任者として補強に大きな決定権を持っていたが、今は会長として球団全体を見渡す立場にある。「球団全体として考えないといけない。即、答えは出せない」と個人の思いだけではチームを動かせない心境を吐露した。
城島の入団時の1995年には、大分・別府大付高(現明豊)まで自ら出向いた。以来、チームを離れても信頼関係は崩れていない。今回も「帰ってきたときに連絡があった」という。それだけに、熱い思いは隠しきれない。
この日は竹内孝規COO(49)、角田雅司球団代表(57)と会談。しかし松中、小久保ら主力が在籍するうえ、正捕手に成長した田上の存在もあり「出ていった選手よりも残った選手を大事にするべき」と主張する球団幹部の声もあった。さらに城島の高額年俸もネックとなって、方向性は出なかった。
「世界の王」の思いとは裏腹に、城島の古巣復帰の動きをまだみえていない。
【王貞治氏トーク】彼の存在感は必要
「3年契約をしていたのに帰ってくるのはそれなりの理由があるんだろうけど、日本球界にとってはいいことだよね。彼は特徴があるし、存在感がある選手だから」
--王会長の教え子
「入ったときのいきさつもあるしね。学校までいって入団要請したからね。そういう意味で思いはある」
--球団は獲得の態度を決めていないが
「球団全体で考えないといけない。竹内COO、秋山監督の談話が出ていたんだけど、即答えが出せない状態だと思います」
--個人的には
「彼の存在感は必要だろう。技術的なこともそうだし、チームを引っ張っていくという意味でも、素晴らしいものがある。人気があったし、彼が福岡に帰ってきてホークスのユニホームを着てプレーするようになれば、最高ですね」
城島の古巣ソフトバンク「編成はまだこれから」
この日は角田代表が秋山幸二監督からチームの現状報告を受けた後、竹内孝規球団最高執行責任者(COO)笠井和彦オーナー代行と会談。竹内COOは今後の方針を明らかにせず「城島の話も出たが、今のチームに何が必要か。2、3年後どうするかについて話した」と将来像に関する意見交換だったことを強調した。
城島、交渉の鍵は「暴れさせてくれるチーム」
城島は「日本人のキャッチャーを初めてプレーさせてくれたマリナーズに心から感謝している。最初に獲得の意思を伝えてくれたことは(今考えるとチームにとって)すごい決断だったはず。素晴らしい環境で4年間野球ができた」と熱のこもった口調で話した。
日本球界への復帰へ向け、入団交渉の鍵について「一番はプレーする時間と、どれだけ自分を必要としてくれるか。ゲームに飢えている自分を一番暴れさせてくれるチームですね」と話した。(共同)