京教大生集団暴行 停学中に学童保育指導 茨木市教委 課長の父が臨職採用
6月4日15時34分配信 産経新聞
京都教育大学の男子学生6人が、女子大学生(20)に性的暴行を加えたとして集団準強姦(ごうかん)容疑で逮捕された事件で、大阪府茨木市教委は、逮捕前、無期限停学中だった原田淳平容疑者(21)を、市立小学校の臨時の学童保育指導員として採用していた、と発表した。採用を決定したのは、同容疑者の父で同市の原田茂樹・青少年課長だった。会見した原田課長は「停学中とは知っていた。判断が甘かった。被害者の方に申し訳ない」と謝罪した。同市教委では「担当課長として、ことの重大性を十分に判断できていなかった」として、処分を検討している。
市教委によると、原田容疑者は5月1日に臨時職員に採用され、市立小学校の学童保育指導員として勤務。放課後に児童らの世話をしたり、一緒に遊ぶなどしていた。計12日間勤務し、賃金約5万1千円が10日に支払われる予定という。逮捕直前の5月末に「やりたいことがあるので5月いっぱいでやめたい」と退職した。
原田課長によると、市内の学童保育に欠員が続き、広報誌のみで公募したが応募がなかったため、停学中の原田容疑者に声をかけたという。書類を原田課長が審査し、同課長代理とともに面接をして採用を決定した。3月31日から無期限停学処分中という点は、市教委上層部に報告していなかった。会見した原田課長は「息子の停学については知っていた。理由については、大学でのトラブルということだけ聞いていた。認識が甘く、被害者の方に申し訳ない」と謝罪した。
また、八木章治教育長は「市民の信頼を裏切り、申し訳ない」として謝罪した。