今年、図書館に行ったのがデータによると10年ぶりだった。


沢木耕太郎さんが好きで、最新作は未だ予約待ちで、ここ京都右京区図書館でも同じでそれは残念なのだが、

気になっていた【波の音が消えるまで】と【春に散る】を並行読みしたのは、なんだか良かった。

久しぶりの読書で(いつも何も無い時はビデオゲームをしているので)、2週間の返却時間をタイムリミットとして、急ぎ目に読んだのも自分には良かった。


ついでと言っては失礼なのだが【深夜特急ノート】だったかな?、そこには彼の【調査情報】と言うTBSの社内報からのルポルタージュ、インタヴュー経験などが書かれていて、また当たらな一面を知った。




それを経て、数少ないのだけど、YouTubeにあがっている、彼出演のラジオ番組を聞き直してみると、また新鮮だった。


その中で【流星ひとつ】と言う藤圭子さんとのインタヴューを30年寝かして数年前に出版されたものが話題に出ていたので、興味を持ち京都の図書館で借りて読んでいる。


私の世代からしたら、藤圭子さんは宇多田ヒカルちゃんのお母さんと言う知識の方がかなり先行しているので、

そして正直言うと、藤圭子さんには余り興味がなかったので追ってなかったのだけど、読んでいるととても面白い。



話口調を見ていると、まるでヒカルちゃんが話しているセリフ、言葉遣いっぽいなと思うところが多いんだけど、話の内容がド昭和でそにバランスが合わないから同じに見えてくるほどでは無いのだけど。


それにしても、私が4歳の時に藤圭子さんは20代後半で芸能界を引退したなんていうのは、へーと思う。

話している内容が、小ざっぱりしていて、現代の女性が語っていたとしても全然そうだと思い込んでしまいそうな人物像が浮かび、故人ではあるが、今更ながらハマっている。


京都では一冊しか借りていないしな、すぐ読み切ってしまいそうなので、持ってきた2冊の本を挟みながら、ゲームもしながら(するんかい! ← さむい突っ込み、ごめんね🙇)、年末年始の読書を楽しみたい。


持ってきたもの一冊は2,3年前にゲーム無しにしようと思って帰省先の近くの本屋さんで買った沢木耕太郎さんの作家について短い文を書いたものなんだけれどね。