ジャマイカを旅してみて | じろうとめぐ旅日記



どこからも聴こえてくるレゲエミュージック♪♪



血の気が熱くて、陽気で、たまにウザいジャマイカ人。



レゲエ好きも、好きじゃない人もとにかく行ってみて!



いままで訪れた国のなかでも断トツ楽しい国だったよ!!






南米・中米を周って、初めて野菜が高いと感じたジャマイカ。



スーパーで、



・タマネギ×1個=100円


・ブロッコリー×1房=400円



・・・はっきり値段覚えてないけど、とにかく全てが高くて唯一買えたのが、




・オクラ×1パック=80円


・ナス×2個=50円



オクラスパゲッティにしたり、ナスのスパゲッティにしたり。。





65円で買ったイワシの缶詰(水煮)は、日本のさば缶を越える美味しさだった!






ジャマイカのスーパーは調味料が、か~なり豊富ヽ(゚◇゚ )ノ




牛、豚、鶏、魚ごとにいろんな種類の調味料があったり、



辛いソースもたくさん!!







現地人おススメの辛いソース=Scitch Bonnet Pepper(写真右)



後味がいつまでも辛くなくてサッパリしたソースで、何にかけても美味いよ!!





滞在中、一番お世話になったビール=Red Straipe(110円)







ジンジャービール(アルコール有)







ジンジャービール(アルコール無、ジンジャーエールみたいな感じかな)



とにかくジンジャー商品が多いジャマイカ!!







ジャマイカのラム酒



これはアルコール度数63%もあって、コーラで割って飲んでたけど、


翌日は胃が辛かったね。






ジャマイカコーラまで\(゜□゜)/



オロナミンCに近い味だったよ!!





とにかくそこら中で流れているレゲエと、



商品パッケージまで、ジャマイカカラー。



聞いて、見て楽しめる国=ジャマイカ!!





そして、食べても楽しめるジャマイカ↓↓





ジャマイカ人に、



「どこが美味しくて安い?」



って聞くと、必ず勧めてくるファーストフード=アイランド・グリル









チキン、小豆ライス(ココナッツ風味)、フェスティバル(ドーナツ)、野菜、ジュース(飲み放題)が付いて500円くらい。



美味しいよ(^∇^)



けど安いかな??



とにかく地元人が勧めるレストラン。






食堂で売ってるランチボックス=フライドチキン(甘酢あんかけ)、小豆ライス、野菜で300円



小豆ライスの上に野菜&チキンがのってあるのが定番みたい!!



チキン以外にも魚があって、このプラスチックボックスに入ったランチを



道端で食べている光景をよく見るよ。







アキー&ソルトフィッシュ=500円(空港値段)



このジャマイカ料理が一番のおすすめ!!



アキーは、白子より弾力があって、スクランブルエッグのようなふんわり感があって、



フワッ、トロッ、モチッとした食感と、まろやかで濃厚な味わいを楽しめる。




これを食べたいなら、



朝食で食べること!!



すぐに完売しちゃって、昼・夕食では食べられないから。





アキーとは!? (ウィキペディア参照)


 ・ジャマイカの食文化に重要な果実


 ・熱帯西アフリカ原産


 ・奴隷船によって西アフリカからジャマイカにもたらされたと考えられている。


 ・原産地の西アフリカではほとんど食用にされず、移植されたジャマイカでのみ食べられる不思議な果実である。


 ・果肉(仮種皮)を野菜のように調理して食される果実で、味はフルーツの甘味が無く、クルミのように脂肪分のコクがある。


 ・未熟の時は有毒で、外側の赤い皮が弾けると食べられるようになる。完熟時でも果肉の下にある膜の部分は毒を含んでいるため調理するさいに取り除かれる。







パカッ!
って開けば食べられますよのサインってことかな!?






あっ、それと、触れても楽しいジャマイカ(笑)



人に会った時のジャマイカ挨拶は



「ヤーマン!」



って言いながら握手をする。




握手の後に決まってやることが、



お互いの親指の腹を合わせて、



スリスリ、スリスリするんだよ(°∀°)b




面白いのが、会った時以外にも、



バーイ!って、別れの挨拶でもやるし、



話し中になにか面白いことを言った時にも、



「It’s COOL!!」



なんて言われて、



スリスリ、スリスリやるんだよね(≧▽≦)



肌の触れ合いが大事ってことかな!?





たまにさ、



スリスリ挨拶してから、話し中もずーっと、別れる時まで



ずーっと俺の親指をスリスリし続けている人もいるんだよね。



なんか可笑しい光景だよね!?



大の大人が話しながらスリスリ、スリスリやってるんだよ!!



この人そっち系?って勘ぐったりしちゃうよ。





もうひとつ面白いのが、ジャマイカ人ってなんにでも



○○マン!!



って言い方するんだよね。



たとえば、



タクシー運転手のことをタクシーマンとかね。




道を歩いていると、1日に何回、十数回も、



「ヘイ!ジャパニーズ!!」



もしくは、中国人と勘違いして



「ヘイ!チャイナマン!!」



*何故か、中国人にはチャイナマンで、日本人には普通にジャパニーズって言ってくる。



って呼ばれて、その後に決まって言われるのが、




「お前はサウンドシステムマンか?」



って聞かれる。(多分DJのことを言ってるんだと思う)




「違うよ!」


「それじゃー、ダンスマンか!?




ジャマイカに来ている日本人=DJもしくはダンサー



って、イメージが彼らにはあるみたいだね。





それと、観光客=ガンジャ目的で来ているって思ってるんだよね。



たしかにこの国では、レゲエミュージックのリズムに乗って、ガンジャの匂いもそこら中からしてくる。


ってことは匂いも楽しめて、五感全部を楽しませてくれる国だね!



ジャマイカでも違法らしいんだけど、普通に警察の前で吸っている現地人も多い。




クラブで遊んでる時に、




「ヘイ!スモークマン!! ガンジャ買わないか?」




って、俺ガンジャはもちろん、タバコすらも、その時吸ってなかったのに、



いきなり、ヘイ!スモークマン!!って声かけられたからね(笑)




「俺はそういうの好きじゃないから必要ない!」




って断ったら、



よっぽど、吸わないのが珍しいみたいで、



その売人が、近くにいた他の男に声をかけて



「このジャパニーズ、ガンジャ吸わないんだってよ!」



って、2人してケラケラ笑ってたね。




なんか悔しいから、



「俺はヘルシーマンだ!いや、ビールマンだ!!



(ダサッ)


飲んでたビールを彼らに見せて言ってやったよ。



しょーもないこと言ってしまったなぁって思ってたら、



以外にウケてね。



「クール!!」



って言われて、親指を求められて、スリスリ挨拶されたよヘ(゚∀゚*)ノ





とにかく、ジャマイカ人に言わせると何でも○○マンってなる(笑)。



ヘルシャイヤービーチで売ってた1Kgの生きたロブスターを買った時に、「ココでさばいて持って帰るのがベストだ」って言われて、




「でも、さばいたら鮮度落ちちゃうんじゃない??



宿に戻るまであと5時間はあるけど、氷くれないの??」




って野暮な質問したら、




「コイツ(ロブスター)は、フレッシュマンだ!


ノープロブレム。



そして、おれがウォッシュマンだ!!



さばいた身を海水で洗えば、


ノープロブレムだ!!





か、カッコよすぎるぜ、



ロブスターをフレッシュマンだ!とリスペクトし、



そして自分自身をウォッシュマン・・・、




ウォッシュマン??




カットマンじゃなくて!?いや魚屋さんだからフィッシュマン??



とにかく、ウォッシュマンなんてダサいネーミングを堂々と言い切れるこの御方。




その包丁さばきに迷いはなく、ロブスターの背をタテに一刀両断!




そしてバケツに汲んだ海水で、ひたすら




ウォッシュ、ウォッシュ、ウォッシュ!!





「ヘイ!一丁上がり!!


あとは宿に持って帰って、両面焼くだけだ!!」




って、そんだけの仕事かい∑ヾ( ̄0 ̄;ノ




なんか、もっと調理しやすいようにさばいてくれるのかと思ったよ。



こんくらいだったらウォッシュマンに100円も払わないで、自分で出来たよ。




しかも、


おおぉ~、ウォッシュマン!


ロブスターのミソ部分は残してくれって言ったのに。。




きれいさっぱりウォッシング済みだよ(´□`。)




なるほどね。ウォッシュマンの肩書に恥じない仕事っぷりだわ。






【泊まった宿】


Reggae Hostel


8人ドミトリー(エアコン無)=15US$


6人ドミトリー(エアコン有)=20US$



(*国際学生証を見せ、エアコン付きのドミトリーを15US$にしてもらった)








名前のとおり、レゲエ色の強い宿。



もちろんここでもレゲエを流している。


You Tubeでかけてるから、自分の好きな曲もリクエストできるよ!!






バーもあって、お世話になったRed Stripeビールは250円くらい。



この宿では



毎週、日曜の夜はフリーBBQ(無料)!!


チキン・サラダ・パスタ・ライス・パン・マフィンなどが出るよ♪



近くにはクラブ、レストラン、スーパーもあって便利な場所。




ただね、



気付けばヤツが下にいる!!




宿泊者みんなが、足元をペチッ、ペチ叩いている。



テーブルでご飯を食べてる時も、ソファーでパソコンいじってる時も、



下をみると



ゾッとするくらい、



20匹近くの蚊が



人間の足の周りをグルグル回って血を吸おうとしてる(((( ;°Д°))))




蚊の退治に全力になっていた、フランス人のジョンも仕舞いには、




さすがオシャレなフランス人、



白のベールに包まれて・・・



じゃなくて、



蚊帳を直接着て、全身防御態勢(。>0<。)







トレンチタウン=ゲットーと呼ばれるスラム街



何故ここに行ったかって?


レゲエが生まれた町だから。





カルチャーヤード(入場料12US$)



ここではトレンチタウンの歴史の紹介や、








ボブ・マーリーが乗っていた車や、住んでいた部屋を公開している。





カルチャーヤード前の道路で遊ぶ子供たち。






帰りはトレンチタウンからダウンタウンまでコレクティーボで行った。


(*歩いても行けそうな距離だけどトレンチタウンは治安上、昼間でも歩いて周るのは危険との事)



ダウンタウンを散策中、ジェームスがNIKEのスニーカーを発見!!


履いてみるとサイズもぴったり!もう片方はお店にあるとの事で、しばしあたしたちはここで待つことに。

きっと偽物だろーから安いんだろーと、ジェームスに値段を聞いてみると、なんと!!300JMD!?(約300円)

「それはないでしょーー」ってあたしは言ったけど、ジェームスは「本当だよ、300JMDだって言ってたよ」って。



で、このお姉さんが靴を持って戻ってきて、ジェームスが300JMDを出すと、



「???3000JMDよ!」
って。。。



そりゃ、そーでしょーー(笑)


お姉さん、汗びっしょりになって戻ってきたのに、ジェームスが「ソーリー、買えないよぉ」って言ったら、飽きれながらムッとしてたけど、マイカが「Good eveningh☆。:・*・」って言ったらなんか場が和んでた。ナイス♪




ベルギー人のマイカはモデルみたいにスレンダー(*゚ー゚*)



色が白くて、顔が小さくて、同じ人間でこんなに違うなんて(笑)


でも、そんなマイカがあたしに「ジャマイカ人はあなたたちのことを見てどんな反応をする?」って聞いて来た。


今日もあたしたちはいつものように「ジャパニーズ、ジャパニーズ」って言われてたから、いつもこんな感じだよー(笑)って。


そしたらマイカは「わたしは特に女性に、怖い目で見られる」って。



あたしは「マイカは色が白いし、モデルみたいにスタイルがいいから、みんな羨ましいんだよー」って言った。


マイカ「でも、目が怒ってるんだよ。もし、わたしが日本に行ったら、日本人はどういう風にわたしを見る?日本には外国人はたくさんいる?」


あたし「日本には欧米人やアジア人、黒人だっているよ~。あたしたちもきっとマイカみたいな子がいたら見るだろうけど、わぁーモデルみたい☆って感じで、憧れの目で見るだけだよ。他の外国人に対しても、特に偏見の目で見たりとかはしないよ。」


マイカ「そっか、よかったぁ。でも、ここでは少し悲しかった。肌の色や顔が違っても同じ人間なんだよ。ONE LOVEだよ。」



あたしたち日本人に好意的なジャマイカ人。マイカからこの話しを聞くまで、ジャマイカ人って誰にでもフレンドリーなのかと思ってたから以外だった。



特に女性かぁ。。。自分たちと容姿が正反対だから??白人は裕福そうに見える!?ジャマイカは約90%がアフリカ系。奴隷時代のなごり?


あたしからしたら、どこの国の女性も自分より整ってて羨ましいけど。
白人は色が白くて顔が面長で堀が深くて美人が多いし、黒人は肌がきめ細かくて胸はデッカイし、お尻はプリンとして足は長いし。


あっ、でもね、日本人ってすごく若く見られるんだよ!これはどこの国の女性にも羨ましがられる。何を食べてるの?なんて聞かれるしね♪


当たり前だけど、日本を出て外国に居れば自分が日本人であることを感じずにはいられない。
他国と日本を比べたりもする。善いことも、悪いことも。
だけど、日本にいたら感じることができなかった『自分が日本人であること』を誇りに思うようになった。


どの国にも歴史があり、良いところも悪いところもある。人間だって同じ。


難しいことは分からない。
簡単なことじゃないのかもしれないけど、ボブ・マーリーの『ONE LOVE』の歌詞にもあるように、愛と思いやりと感謝。ほんと、これに尽きるんじゃないかな。







ライムキー(無人島)での海水浴






ジャマイカを出るとき、なにやら今までと違う感情が。。。



この国を離れるのが寂しい( ´(ェ)`)



チリ・コロンビア・メキシコでお世話になったファミリーや、グアテマラのホストファミリーとの別れとはまた違った感情。



何だろ?あたしだけじゃなく、じろうも同じ気持ちだった。



なんか寂しい。。



空港であたしはじろうに「また、ジャマイカに来ようね。また絶対に来れるよね?」と確認しながら、後ろ髪を引かれる思いでジャマイカを後にした。




自分たちの独自の色を持っているジャマイカ。




ジャマイカ人は「生きている」って生命力に溢れている。
大声で怒ったり笑ったり、嬉しくて踊ったり歌ったり。それがどこであるとか関係ない。
もう、やること全てがナチュラル。




危険な国と言われるジャマイカ。あたしたちにとっては楽しくてとても魅力のある国でした。