🇵🇭 第14話 「運命の出会い」



渡比2日目・夜。



Kさんとチョイヤさんと

マカティ、の続き。



超楽しかった「E店」を出て

次のお店へ向かう途中



おっと、ヤバい隠れろ

隣店の入口に大勢のピナが立っていて

お2人が急に足を止めます。



毎度の事すぎて、もはや驚きませんが

こんな短い移動でもいちいち....



こうはなりたくありません(笑)



私の陰に隠れて顔を伏せながら

2軒目の「F店」にダッシュで入ります。

大の大人が何やってんだか(笑)



すご~く広い店内。

待合席に座るピナを横目に歩いていくと




👸キラキラキラ✨✨✨



えっ、うそでしょ、%#&@*!  (←絶句)



全身に電流が走ってしまうほどの

美しいお姫様を発見。




お姫様Mちゃん  本当に芸能人レベル




気付いたら、無意識に彼女の手を引いて

テーブルまで連れて行ってました。



チョイヤさんは

長いお付き合いの「チョイ嫁」を指名。



Kさんは、前回指名の18歳ロリ娘。

てか、18歳じゃないとダメなのかな(笑)




運命ですよ、史上最高、ヤバいす

はいはい、わかった、うるさい



いつも先輩AやBのためには

いろいろとお世話を焼くくせに



後輩Jには冷たいお2人。



まだ乾杯前だと言うのに

もう自分娘とイチャイチャしています。



さて、私のお姫様。



この仕事を始めて半年の22歳で

マカティ在住らしい。



東京で例れば、目黒区あたりの

実家に住んでいる「都会娘」って感じか。



何でこの仕事始めたの?

独り暮らししたいから、お金もいいし



家族や子供の生活を背負い

田舎から出てくるピナとはまるで違います。




それ故に....?



全然やる気がない(笑)



良く言えば

大人しくてガツガツしていない。



これだけ可愛いと

指名もちょこちょこあるだろうし



それ以上「仕事」する必要もない、

ってことなのか?



以降、一生懸命に話をふり

必死にご機嫌や笑いを取りに行ったり






一緒にステージに立って

自分をアピールしようとしますが....



ダメだ、全然響かない。



てか、何て言えばいいのか

シャイとか愛想がないとか言うより



ただ「そこにいるだけ」って感じ、

わかります?(笑)




そう言えば、「マカティ講座」の中で

パロパロAとBが言ってたっけ。



マカティ嬢はマラテとは違う

本気で落とすなら通わないと無理だよ



う~ん、お姫様と王子の「恋物語」は

遠い道のりになりそうだ。




そうこうしているうちに

1セット終了、お会計。



今日は序章の日、また明日来よう。

いや、何なら無理して毎月来てやる!



入口で微笑むお姫様に手を振り

3人はマラテへと引き返しました。




つづく。