🇵🇭 第2話「ライカと初対面」




(2017年10月回想)




ライカに電撃的な 「一目惚れ」 をした

訪店から1週間が経った頃。



今度こそ、彼女を指名すべく

私は同店を再訪しました。




あのアホみたいな「指名被り」を避けるため

開店直後を狙って行きました。




いらっしゃいませ、ご指名は?


ライカさんで、お願いします




スタッフに指名を告げて

まだガラガラの店内に入っていくと



前回席についた紹介タレントが

こちらを見て、ニヤニヤしています。




そして、ついに、ライカが登場。




(誰、この人?  何で、ワタシ?)




みたいな、怪訝な表情を浮かべながら

私の隣に距離を置いて座った彼女。





うん、思ってた以上だ

めっちゃ可愛いっ!!







ちっちゃくって、小顔にきれいな髪。

お人形さんみたいなパッチリお目目。



あまりの「ドキューン💘 」っぷりに

冷静さを失ってしまいます。




たまたま立ち寄ったピンパブで

飛びきり可愛いピナがいた、だけの話。




普段通り、自然体で

もっとフランクに接すれば良いのに



この時の私ったら

変に構えて、妙に意識しちゃって....



ただの「スカした大人しい客」みたいに

なってしまいます。




おそらくは、初日に 「7指名」 という



ライカの超絶人気ぶりを

まざまざと見せつけられていたせいで



何とか自分を印象づけたい、

何とか爪痕を残したい。←爪痕って何だよ😅




いろいろと考えすぎた「焦り」が

私をテンパらさせたのでしょう。




いきなり外野から

 「ノールック指名」 してきたくせに。




(いざ隣に座ったら無口って、この人何なの?)




後日談ですが

ライカはそう感じていたそうです。




それでも時間が経つにつれて

少しずつ落ち着きを取り戻した私。




パロパロ臭を消すように

真面目&紳士的なトーンで




あなたに一目惚れをしてしまって

どれだけ衝撃を受けたか




みたいな事を

必死になってプレゼンします。




ところが....




まったく 響いていない (笑)




ただ、それは信用されていないとか

興味を持たれていないと言うよりも



きっと毎日毎日、多くのお客さんから

口説かれて、求愛されすぎて....




「もう飽き飽きしちゃってる」

何だか、そんな反応に見えました。




せっかくのライカとの初対面は

まったく爪痕なんて残せず(笑)




その後、すぐに別の指名客が来てしまい

ライカは去っていきました。




で、入れ替わるように初顔タレントが

ヘルプとしてやってきたのですが....




アナタ  ライカ  ニ  インラブ?


うん、もっと仲良くなりたいんだけど....

もうボーイフレンドいるのかな?


Hmmmm....




そのヘルプ娘ちゃんは

少し考え込むような素振りを見せると




コレ、ナイショダケ  ハナシ  デス




そう、私の耳元に小声で囁いて




ライカ  ヤメタ  ホウガ  イイ

カノジョ  ムスカシイ  ダヨ




いきなりとんでもない言葉を

口にするのでした。





次回予告 「ライカの秘密」

To be continued.......