初タレント店 vol.3

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🇵🇭 第3話「Lちゃんとデート」




(2008年10月回想)




相模原のタレント店を

4日連続で訪れた、狂乱ピン中3年生。




ある日、いつものように

ラストまでお店に居続けていたら





Can you walk me to my apartment?

後でアパートまで送ってくれますか?





Lちゃんがこっそりと耳打ちします。





単に、一緒に帰ってくれますか?  なのか

私の部屋に遊びにきますか?  って意味なのか





その英語からは彼女の意図が読み取れず、

無駄にドキドキしながら




ダンス練習が終わる彼女を店前で

ずーーーっと待っていた記憶があります(笑)





大勢のタレントたちに混ざって

徒歩10分くらいの距離をテクテクと歩く。




途中、ゴハンを買うからと

コンビニに立ち寄るタレントたち。




実際にタレントが何人いたのか

まったく覚えていませんが、




カッコつけて、カゴ3つ分ほどの商品を

全部支払ってあげたような....




さらに強烈に覚えているのは、




Lちゃん専用のコンビニ袋の中に

サプライズで1万円札を忍ばせたりとか....




馬鹿っていうか、バカでしょ?(笑)




それほど、自分に好意を持ってほしくて

必死だったと思います。





ありがとー、いただきまーす、みたいな写真





もちのロン、期待した展開にはならず....




Lちゃんと肌寒いアパート前で

少し話をしていたのも覚えています。





その時の写真 (後にも登場する重要な写真です)





そして、何回かお店に通ったある日。

ついにLちゃんからデートに誘われます。




デートと言っても、もちろん同伴。




KUYA Kさんの場合とは違い、

私は同伴のシステムも理解していました。




ただ、同伴だろうが、仕事だろうが

そんな事はどうだっていい。





Lちゃんと デートができる。





あれこれと時間をかけて

その日のデートプランを練ったものです。





そして当日、時間は忘れましたが




レンタカーのアルファードで、だったかな?

彼女のアパートまで迎えに行きました。





そして、予約していた

国道16号線沿いの焼肉「叙々苑」へ。




もちろん、この頃の私も

ごくごく平凡なサラリーマン。




叙々苑なんて、ランチタイム以外に

利用した事もありませんでしたが、




必死に背伸びして

通い慣れているリッチマンを演じます。





上カルビ (一人前)・・・・3,500円 (税別)





目ん玉が飛び出そうになりましたが、





じゃ、普通のカルビで........





なんて、今さら言えません。

お会計もとんでもない額でした。





それでも、大人気アイドルと

デートしてるような、そんな高揚感。



Lちゃんのあまりの可愛いオーラに

道行く男たちもガン見するほどでした。





そして、食事を終えてからは

横浜方面へドライブデート。





確か、ワールドポーターズで

お手頃の服か何かを買ってあげて




コスモワールドに行って

観覧車の中で初めてチューをしました。





Hな妄想を描く余裕すらない

夢見心地の純愛デート。




その後、時間通りに彼女を送り届けて

夢の時間は一瞬で終わってしまいました。





いつでも好きな時に会える

アルバイトなどとは、立場がまったく違う。




とにかく、タレントという存在が

眩しくて、仕方がありませんでした





何かと制限やルールの多い

ガチガチのタレントだったからこそ





反って、Lちゃんへの恋心や独占欲が

日に日に大きくなっていくのでした。





やっぱり全5話に変更します!(笑)





次回予告 「Lちゃんとついに....」



To be continued.......