こんにちは!
彼氏いない歴が26年目に絶賛突入キャンペーン実施中の筆者です!
先日、生まれてこのかた彼氏という生命体と接触したことがないと赤裸々に暴露しましたが(詳しくはこちら→『1年以内に彼氏を作らないといけなくなった女の話』)、そんなブログ記事を読んだフォロワーさんから連絡がありました。
「私の弟、紹介しますよ~!」 と。
え?
今のご時世、ネットで「やだやだやだ、彼氏ほしいよ~~っ!」「彼氏なんて存在するの!?」「where is 彼氏~~!!」と駄々こねて連呼したらフォロワーが紹介してくれるシステムあるの?
はぁーーーっ、知らんかった!
この親切なフォロワーさん、前にも筆者のブログに登場したことがある米さん(仮名)という女性で、EXILE繋がりで知り合ってから何度か会ってご飯にも行った。(米さん登場回はこちら→『EXILEの城下町・NAKAMEGUROにカチコミした』)
実は米さん、ずっと彼氏がいねぇだとか、もう死ぬまで独身なんやとかボヤいていた筆者に前々から「弟、紹介しますよ」と言ってくれていた。
筆者としては「ぬおっっっ、おお、ちょ、マジか、はよ紹介してくれ頼む」くらいの気持ちだったのだが、あんまり必死に言うと「社交辞令やん…なにこいつキモ…」となりTwitterをブロックされてしまう可能性が大だったので、「え~、ありがとうございます~!」みたいな何とも無難な返事をしてふわふわさせていた。
しかし、前回のブログを読んで、筆者の恋愛経験の皆無っぷりをあまりに可哀想に思ったのか、米さんは今回「“都合のいい日を教えてくれたら”弟、紹介しますよ」と具体的に連絡してくれたのだ…!
こ、これはマジに紹介してもらってもいやつ!?調子にのって「〇〇日、空いてます!」って返事しても「キモ…」ってブロックされない!?大丈夫なやつか!?
社交辞令と本気の境目ってどこ!?その境目が見える暗視スコープ的なもの開発されたら、まず私に売ってくれ!!と切実に思ったが、そんなドラえもんの近未来グッズは無いので、もうここは開き直って真に受けることにした。
会社に出会いはねぇし、婚活する費用も度胸もねぇし、残る道はフォロワーにすがるしかない…。
筆者「〇〇日と、○○日なら空いてますよ…!」
意を決して返信すると、何だかあれよあれよと言う間に日程が決まり、場所が決まり、気付いたら米さんと弟さんと筆者の3人プチお見合いが開催されることになっていた。
つるっと手が滑ったみたいに段取りが組まれていたが、そこで筆者はふと思った。弟さんは、こんなヤバ企画OKなのか!?と。(そもそもな疑問)(今さら感あり)
筆者 「あの、弟さんは大丈夫なんですか…?」
米さん「大丈夫です(笑)」
あ、大丈夫なんだ…じゃあいいか…いいのか…わからん…。
そんなこんなで、プチお見合いの前日、なんだか妙にそわそわしてしまう筆者。
えー…服どうしよ…。EXILE一族好きになってから、服は「戦闘力があるか、ないか」で選んでるからな…。いかにも女の子で~す♡みてぇな服は全部捨てたし、どうしよ…。
とか色々考えながら風呂に入ってたら、使うシャンプーを盛大に間違えた。
筆者、いま髪が紫色になっておりまして(RAMPAGEの山本彰吾くんに憧れて真似した)、シャンプーは紫シャンプーという特殊なのを使っていたんですが、考え事をしていたせいで間違えて普通のシャンプーで髪を洗ってしまった。
すると風呂上がり。
妹 「えっ!?髪どうした!?茶色になってるよ!?」
筆者「なぬーーーーーーー!?」
どうやらシャンプーのせいで紫色がごっそり抜けてしまい、一瞬にして茶色になったらしい。なんてことだ!!!!!
あまりの髪色の変化にその時はショックだったが、次の瞬間には「これでよかったのかもしれん…」と思い始めた。なぜなら、初めて会うお見合い相手の髪が紫色だったら、私なら二度見してしまうからである。
いや別に筆者はヤンキーではないし、ヤベェ奴でもないし、会社の規則がゆるめなのでオシャレしたくて紫にしただけであって他意はないのだが、やっぱり第一印象って大事やん…?
あとで「姉ちゃん!なんであんな髪色ファンキーな女つれて来たんだよ!?」って会話あったら凹むやん…?
というわけで、マシェリよ、私の髪を茶色にしてくれてサンキューな…。
それから筆者は、ネイルも塗り直すことにした。
(これも山本彰吾くんに憧れて)ツメを真っ黒に塗っていたのだが、職場で後輩に「わ~!真っ黒!かっこいいですね!ジャキーン!!って感じで強そう~~~!」と言われたのを思い出して「黒はアカン」と思ったからである。
初対面の女が“ジャキーン!!感”を出していたら怖いので、ジャキーン!!感のない色にしよう…。
………いや、ジャキーン!!って何なんの…。
そして当日。
会うのは19時だったので、それまで筆者は服と化粧とを延々と悩んでいた。
今まで生きてきた中で“男の人と会う”ことを目的として外に出たことがないので、どうしたらいいのか全くわからんのである。
まず服装だが、筆者の持つコーディネートパターンは3つ。
「会社に行く服」→地味
「EXILE一族のライブに行く服」→強い
「フォロワーに合う服」→オタク
いや、どれもなんかアレだな…。
地味 or 強い or オタク………ダメだな!!!
世の中の女子はここに「彼氏と会う時の服」→かわいい
っつーのが標準装備されてんだろうね。
ないわ~~~その引き出しないわ~~~…。
でも、見るからにフワフワで白くてヒラヒラした男受けしそうな服は見るだけでじんましんが出るので着れないし、というか持ってないし、股がスースーするのが苦手だからスカート持ってないし、4℃の読み方もわからねぇからブランド品も持ってないし、クソサブカル極めたようなこじれた女なので何もない。お見合いに着ていくような服が何も…ない…。
しかし黒ブーツに黒パンツに黒シャツ、黒革ジャンを着て戦闘力50000の恰好でバチバチにキメて行くわけにもいかないので、何とか手持ちのポケモンで…違った。何とか手持ちの服を組み合わせて、無難な服装にするしかない。
見よ!我の錬金術を!!
ほあぁぁぁーーーーっ!!
秘技・なんかそれっぽいコーディネート!!!
こうして禁断の技を使って出来たのは、本当に何の変哲もないマジで“なんかそれっぽい”だけの服で、特に面白みもねぇので割愛します。
次は化粧。
もともと化粧が苦手な筆者は、会社にはすっぴんで出勤するほどのプロの化粧スボラ。
最近心から思うのは、「何で学校で化粧の仕方教えてくれなかったの!?」ってこと。歴代の総理大臣覚えるより、アイラインの引き方覚えた方が人生の役に立つと思うんスよね…。
あとついでに彼氏の錬成の仕方も化学の教科書に載せといて…。
さて、化粧しなきゃだけど、ナチュラルメイクをプールの水で薄めたみたいな極うす10秒メイクしか出来ねぇから、あんま顔面に変化ないんだよな…。
街中で女子高生とか見るとビックリするもんね、化粧うますぎて。今はもう中高生…ヘタしたら小学生でメイク術を習得してる時代ですか?
それに比べて筆者ときたら、オタクで引きこもりだし人に会わねぇからいいだろ~~と思って怠けてきたので、26にもなってまともな顔面ひとつ作れない…。情けなくて涙出るわ…。
あわれな涙を拭きながら何とか化粧をしたんですけど、実は結局アイラインは引かずにお見合い行ったんですよね。目はくっきり見えるけど、それに比例してちょっと目元キツめの印象になるかな?と思って控えた…って言ったら聞こえはいいかもしれないけど、正直なところアイライン引くの超下手で、成功する確率が低いので失敗を恐れて引けなかったんですよね~!!あはははは!!
だから学校で教えてほしかったんだよ!!!ばーか!ばーか!教育委員会に訴えてやる…。
行く準備だけで前途多難ありましたが、ようやく家を出発です。
家を出て駅に向かう途中、年甲斐もなくずっと胸がドキドキしていました。
筆者「はぁ~っ、緊張する!こんな気持ちっていつぶりだろう…」
とても乙女な気持ちです。
でも、そこで筆者はハッと気付きました。
筆者「いや、全然“いつぶり”でもねぇし!!初めてじゃねぇか!!」
まるで今まで誰かに恋をして一丁前にドキドキして、デートの約束をして会うのに緊張する~!みたいな経験があるかのごとく胸をトキメかせてしまったが、そんな過去は一切ない。誰も見てねぇというのに自分相手に恋愛経験をサバ読んで盛ってしまった。何をしてるんだ。
あまりのバカさ加減にげんなりしてしまい、しょぼくれた顔をして電車に乗り込んだぜ…。
さてさて、そんなこんな、なんやかんやで約束の集合場所に到着です。
どうやら米さんと弟さんは別々に来るらしく、私は改札前でひとりポツンと待っていた。
米さんとは会ったことあるから顔わかるけど、弟さんは顔わかんねぇなぁ…。あ、しまった。弟さんの写真のひとつでも見せてもらえばよかったな…。顔の雰囲気だけでも知ってればまだ心構え出来たのにな…。弟さんの情報ほぼゼロだわ…。うわ~…不安…。THE 不安。不安しかないわぁ…。あと緊張…。
少し早めに着いてしまった筆者、もんもんと考える時間が出来てしまい要らぬ不安と緊張が増していく。
その時、改札から黒っぽい服装の男性が出てきた。カバンを持って、マスクして、キョロキョロあたりを見回して…そして改札前で誰かを待つようにスマホをいじり始めた…!
筆者「も、もしかして、この人が弟さんでは…!?」
米さんからかろうじて聞いていた弟さんの情報は「歳は30手前」という事と、「筋肉がある」という事。誰かを待つ黒づくめの男性は、見るとガタイがよくて年齢も30近い感じに見える。おぉ…まじでこの人かもしれん…今この時間帯に改札前で人を待ってるのも、私とこの人の2人だけだし…絶対にそうだ…。
とはいえ「弟さんですか?」と話しかける勇気もなく、チラチラと様子をうかがう筆者。マスクで顔はよく見えないが、なんだかちょっと…怖そう…?イカツい感じの顔をしている…?うぉぉ~…怖い…。髪もちょっとワックスで硬めてるし…。服装もEXILEみたいだし怖い…(EXILE好きだけど…)。バリバリの営業職で、職場のOLと付き合ったけど最近別れました、みたいな匂いを感じる…。
私はこのあと、この少し我の強そうな強面の営業マン(妄想)とお見合いするのか…。うわ~…帰ろうかな…。
26年間も恋愛経験なくて、今さら選り好みとか出来る身分か?って感じだけど、それでもやっぱりタイプってものが…あるから…。あるっていうことだけは許してほしい…。人間だもの…(みつを)。
筆者は身長が低く不健康な痩せ型なので、背が高くて健康的な筋肉を持つ男性に憧れている(たぶんEXLIE一族にハマったのはこれが原因)。それと、煙草がとても苦手なので煙草を吸わない人だと嬉しい。あとはギャンブルしなくて、定職についてる人だと嬉しいな…。
性格は温厚で、あと温厚で…温厚な人がいいな…。営業マンとか絶対イケイケのギンギンで「ウェ~イ!ビール一気飲みしま~す!」って感じで温厚さ皆無でしょ…知らんけど…(すべての温厚な営業マンに土下座)。
だからどう見てもちょっと苦手なタイプの人だな、この弟さん…。どうしよう、せっかく米さんが紹介してくれるのに…。
このあと居酒屋ですげぇ飲まされたり、会社での自慢話されたり、昔のクソくだらん武勇伝とか語られたら最悪だ!帰りたい!
しかし、大事なフォロワーの実の弟を「ちょっと無理ですね」とは言えないし、筆者ピンチでは!?
あぁぁぁぁ~~~~~やっぱり結婚相談所に行くしかねぇのか~~~~~あぁぁぁぁ~~~~~~~~
米さん「あ、ふじこさん。こんばんは~」
ハッ!!!米さん!!!来た!!!来てしもうた!!!
米さん「すいません、時間ギリギリになっちゃって」
筆者 「いえいえ、全然~」
米さん「あの、弟なんですけど」
くるぞ…くるぞ…
そこで待ってる営業マンやろ、知ってる…
うぅ~~怖い~~…
米さん「上で待ってるんで、行きましょうか」
筆者 「ほぁ?」
な…に…?
筆者 「え?」
米さん「もう出口にいるみたいなんで」
筆者 「あ、はい、じゃあ…行きましょう…」
えーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?
そこに立ってる営業マンじゃないの!?
そんなことある!?
なに、この…えっ、なに?違った?
今さっきまでの不安と恐怖は何だったのか!?
いや、むしろ喜ぶべきか!?
もう感情がめちゃくちゃなので筆者わかりません!!
120%弟さんだと思っていた人が弟さんじゃなかったので、また「どんな人なんだ!?」と緊張するところからスタート。
心労がたたって今ここで死ぬのか?というくらい緊張していたが、出口に向かう米さんは止まってはくれないので後ろをついて行くしかない筆者。待って…まだ心の準備出来てない…。
出口で待っている人が、また強面のオラオラ系だったらどうしよう…。逆に金髪のチャラいホストみたいなのだったら?いや、もしかして筋肉はあるけどめちゃめちゃ太くて300kgあるとか…。早口で喋って何言ってるか分かんない一人称が「吾輩」の変な宗教に入ってる人だったら…!?
やっぱり先に写真の一枚でも送ってもらえばよかった!!と激烈に後悔したけど時すでに遅し。出口に着いてしまった。
米さん「こちら、弟です~」
弟さん「はじめまして」
…ん?
筆者「あっ、はじめまして」
お…?
弟さん「○○(名前)です」
筆者 「よ、よろしくお願いします」
米さん「じゃあ、お店行きますか」
…?
めっちゃ…
めっちゃ普通…???
頭の中で2000通りくらいの変な男性を思い浮かべて恐れおののいていた筆者。
弟さんがとても普通の人で面食らう、の巻。
背は普通の男性くらいで、強面でもないし貧弱な感じでもないし、眼鏡をかけた普通の人だ…。とても普通…。
でも確かに筋肉はあるな…特に半袖からチラっと見える上腕二頭筋がナイスだ…(EXILEに筋肉洗脳されている筆者)。
服装もポロシャツにチノパン…普通だ…。黒革ジャンだったらどうしようかと思った…(黒革ジャンを着ていこうとした筆者)。
それと、絶対にウェ~イ!系の営業マンではないな、ってのが分かる…よかった…(営業マンに偏見のある筆者)。
お店に行くまでの間、米さんと弟さんがとても仲良さそうに話していた。姉弟仲がいいんだな。
うちも妹と仲良しだから分かる。なんというか、家族かつマブダチ、みたいな感じになるんだよな~、うんうん。
とか思っていたが、大丈夫か?これ…姉弟の食事会についてきた見ず知らずの女って図じゃない?怖っ。
いやいやいや、イカン。頑張って話しかけよう…。
筆者 「あの…今日はお仕事だったんですか?」
弟さん「はい、仕事終わりで来ました」
筆者 「お忙しいのに、こんな(初対面のオタク女と突然お見合いという)ヤバい企画に付き合っていただいて…すいません…」
弟さん「え?ヤバ…?今から行く店、何かヤバいんですか?」
な、ぬ!?
ここここここ、これは、これは…
①筆者の日本語が悪かった
②弟さんは少し天然
③米さんが今日はプチお見合いだと伝えず、何らかの別の手段で弟さんをここに呼んだ
どれ!?
①か②なら全然いいんだけど、③だった場合はどうすればいいの!?
米さん、こないだ「大丈夫です(笑)」って返信くれたけど、本当にちゃんと趣旨を伝えてくれてるのかな!?
今日マジで姉と弟の食事に知らん女がついて来ただけになってない!?
そうだとしたら恐ろしすぎるから、ちゃんと「この人は彼氏欲しいみたいだから会ってね」って言っててくれ~~~~!!
じゃないと筆者、今日を境に「意味もなく他人の食事会に同席する謎の妖怪」と化してしまうから~~~~!!
まぁ、そんな一抹の不安もありつつ店に到着。
姉弟が並んで座り、その向かいに筆者がひとり座る形でプチお見合いが開始(したと筆者は思っているが、上記のこともあり、弟さんがお見合いの認識をしていたのかは不明。お見合いだったと思いたい。お見合いということにする。今した)。
とはいえ、ガチのお見合いでもないので、飲んで食べてをしながら普通に話す感じで会は進んでいった。
緊張していつもより若干口数の少ない筆者は、米さんと弟さんの姉弟話をふんふんと聞いている感じだった。のだが、どうやら米さん的には本当に私に弟さんを紹介してくれようとしていて、次から次へと弟さんの個人情報を教えてくれた。
住んでいる所、職業、出身校、学生時代にしていたこと、趣味、日課、家族関係、休日の過ごし方、今まで彼女がいなかったこと、筋トレのしすぎでパンツが裂けたこと…。
いや、彼氏が欲しい筆者としては驚くほど参考になるしハチャメチャにありがてぇ情報なんですけど、そんなに教えて大丈夫!?
Twitterでお世話になってるけど、筆者まだまだ謎に包まれてる存在じゃない!?私は私のこと全然ヤバイ奴じゃないしまともな人間だと分かってるからいいんだけど、米さんと弟さんからしたら私すごく怪しくない!?だってまだ本名も名乗ってないのに!!!(はじめましての段階で本名を言うかハンドルネームを言うか迷って「じゃあハンドルネームで…」となった筆者)
私なんぞにそんな個人情報ダバダバ伝えてOKなの!?いいならありがたく聞きますけど!!あざーーーーーす!!
湯水のごとく与えられた弟さん情報をまとめて、かつ対面して会話してみた結果、筆者は弟さんに対して「と、とてもいい…」という感想に落ち着いた。健康で温厚で、お金遣いも荒くないし、お酒飲めないし(たぶん煙草も吸わない。わからん、聞きそびれた)、あともろもろ何やかんや総合的に「いいな」と思った。
26年間、男性に関する何もかもが「無」だった筆者にとって、これはチャンス…?なのか…?
しかし。
「いやいやいや、そんなガッついたら駄目じゃない?」と呼びかける心の中のもう一人の自分もいたりする。クソ厄介。
焦るあまり変な男にひっかかるのも嫌だしなぁ~、とか思っていたが、いざ目の前にチャンスっぽいものが見えたら飛びつきたくなってしまうな!?はぁ~!どっこいしょ!(?)
まじで恋愛経験が何もないので、筆者の中には男性に対するものさしが無い。他に比べる誰の存在もいないので、この弟さん単体で見極めるしかないのである。いやはや、それちょっと難易度高すぎでは?文部科学省が彼氏を錬金する方法を教科書に載せてくれてたら、こんな事にはならなかったのに…。恨むぜ…。
そんな葛藤もあったりしながら、米さんが勧めてくれたので弟さんと連絡先を交換した。最後に男の人の連絡先を追加したのは2年前、会社の上司(おじさん・既婚・仕事連絡用)だったので、本当にそれ以来である。お手本のような干物女だ。すごいだろ。博物館に飾ってくれ。
初顔合わせだったし、筆者は次の日仕事だったこともあり、この日のお見合いはそこそこ早い時間にお開きした。
それから家に帰ってスマホを見ると、弟さんから連絡がきていた。
弟さん「
」
弟さん「ありがとうございました」
弟さん「なんか不思議な関係性でしたね」
ふしぎな かんけいせい。
………
そうですね!?
あれっ、これやっぱりお見合いしてる気分じゃなかったのかな!?
私はやっぱり「意味もなく他人の食事会に同席する謎の妖怪」だったかな!?
米さんちょっとあの、私、二者面談を要求したいかもしれないなぁ!?
筆者「そうですね、なんかオフ会みたいになってましたね(笑)」
一応、返信はした。
したのだが、一日経っても弟さんから再度返信はこなかった………。
しまった、もっと気の利いたことを言うべきだったのかもしれない…。正解がわからねぇ…誰か教えてくれ…。
お見合いの翌日、弟さんから何の返信もないなーと思いながら、小学校以来の幼馴染と飲んだ。女子会である。
といっても普段は女子らしいことを何ひとつしていないので女子会っぽい女子トークはまったく繰り広げられないのだが、この日はさすがに「昨日ちょっとフォロワーの実弟とお見合いしてさ~(笑)」という仕入れたてほやほやの面白ネタを話をした。
幼馴染「で、その弟さんと次はいつ会うの?」
筆者 「知らん」
幼馴染「ハ?」
養豚場にいるブタを見るような目で睨まれてしまった筆者。
え、なに、26年も独り身でいたら幼馴染からもブタ扱いされるの?どういうこと?人権くらい残しといてほしいな…人間だもの…(みつを)。
あまりに睨まれたので恐ろしくなり、「あ…すいません…連絡します…」と謝り、その場で弟さんに連絡をした。
筆者「よかったら、また今度ご飯でも一緒にどうですか?」
うわ~~~
何のひねりもねぇ~~~ひねり皆無~~~
26歳の大人の女が使う日本語としてどうなの~~~死にてぇ~~~
はぁ~…
まだ返事がこねぇ…
返事がくる前に誰か一思いに筆者を殺してくれ…
つーか返事くるのか…こねぇのか…
…
あばよ…
ふじこ
お見合いのあと、別れ際に。
米さん「ふじこさん!今日のことブログに書いてくださいよ!」
ハッ…まさかこの人、親切心というより好奇心で今日のお見合いを開いたのか!?
私のブログのネタのために実弟を差し出して…!?
いや、そんなわけないか…そんなわけない…そんな…
考えると怖いので寝よう…スヤ…( ˘ω˘ )

