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書くだけ堂

心がぴょんぴょんするんじゃぁ〜!
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※コメント承認制にしました

 

どうも、筆者です。

方南ぐみ企画公演『あたっくNo.1』を、うっかり観に行ってきました。

 

 

『あたっくNo.1』?

はて、バレーボールか…?

 

とか思っていましたが、違いました。

 

この『あたっくNo.1』の舞台は昭和16年。

潜水艦に乗った海軍の男たちの話で、いわゆる「戦争もの」です。

バレーボール全く関係なかったね。

なんで『あたっくNo.1』やねん…ややこし…。

 

EXILE系列の若手も若手、

THE RAMPAGEからは岩谷翔吾くんと藤原樹くんが出演。

 

この2人が出るから見に行く~!

というフォロワーさんが多かったのですが、私はまっっっっったく興味がなく。

いや、翔吾くんと樹くんに興味がないというわけではなく、なんというか、作品そのものにこれっぽっちの興味もなかった。

 

第一に、筆者は「戦争もの」が好きではないということ。

人間誰しも苦手なものってあると思うんですけど、筆者はこの「戦争もの」が苦手で苦手で…。

どうにもダメなのです。あの昭和初期の独特の、命の価値の違いと、洗脳された日本万歳の空気がダメなのです。万歳をせずとも、それに巻き込まれていく人の姿を見るのが辛く…。わざわざ金払って辛いもん見るの!?という気持ち。(共感性羞恥の一種かもしれない、わからん。知らん)

なので「硫黄島からの手紙」も「永遠の0」も「風立ちぬ」も見てません。

だから『あたっくNo.1』も脊髄が「あっ、俺はいいっす」って言ってるんで興味なかった。

 

そして第二に、筆者は「観劇マン」であるということ。

なにを隠そう!筆者はもともとLDH王国に来る前は舞台沼にいた人間なのだ!わはは!

いや、特に隠すことでもなかった!先に進む!

今でも舞台はよく観に行くし、観る舞台は自分の好みに合わせて選ぶスキルもある。応援してる舞台俳優もいれば、毎公演観に行く劇団もある。わざわざEXILE一族が出ているという理由だけで舞台を観に行くほど優しくもなければ盲目でもないのだ。

聞けば翔吾くんも樹くんも演技初挑戦というではないか。

これは、正直あまり期待できない。

しょごくん、いっちゃんファンにはボコボコにされそうだけど、これが本音だ!

だって20とそこらの男の子の演技初挑戦だよ!?めっちゃ不安じゃん!

 

観劇だって安くない。チケットと手数料と交通費と、合わせて7000円は超えるんだもの。わざわざお金を払って行く限りは良いものが観たい。気になる子が出てるからってだけで観に行くのは、筆者的には軽率なのでナシだ。

だって、同じ値段で好きな別の劇団の公演が3回は観れる。確実に面白いことがわかってるそっちに行く方が賢い選択だとすら思う。

そもそも方南ぐみも初めて知った。

劇団との相性ってめちゃくちゃ大事だぞ。いくら好きな俳優が出てても脚本と演出が好みに合わなきゃ意味がない。実際に行って観て「…なんか合わない」って思って一度きりのご縁になった劇団もたくさんあるんだ、筆者は。(嫌いなんじゃなくて、あくまで「合わない」だけ)

だから、初演技かつ初劇団というのはめちゃくちゃハードルが高い。

 

そんなこんなで全く行く気がなかった『あたっくNo.1』。

じゃあなんで行ったんだよ!?と聞かれれば、「だってフォロワさんがチケット余ってるって言ってたから…」と答えるしかない。

 

・・・。

 

なんじゃそりゃ!!

 

甘い~~~~~~~~~~~~軽率~~~~~~~~~~~~~

そうやってすぐ舞台ホイホイ行く~~~~~~~~~

 

だって翔吾くんと樹くんの初舞台だよ!?応援してあげたいよね!?

 

言ってること180度変わってる~~~~~~

変わり身の早さチャンピオン世界1です、どうも。

 

なんなんでしょうね。

自分からチケット予約をするまでの意欲は本当になかったんですよ。でも、いざフォロワさんに行かないかと言われると、「あっ、じゃあちょっとだけお呼ばれして・・・」という気持ちになるのは何なんでしょうね?

不思議だなぁ・・・(すっとぼけ)

 

そんなこんなでやって来ました。

銀座の博品館劇場。

 

隣の博品館トイパークの方はよく来るんですけど、劇場は初めて。

 

行くことを決めた理由の一つに「劇場が良さそうだったから」というのも実はあって。

そこまで広すぎず、席にちゃんと段差があって、椅子も劇場設備も綺麗。

これってとっても大事なこと!

広すぎてオペラグラスでしか観れないのはもったいないし、椅子がパイプだったり、段差がなかったりすると演技より視界やお尻が気になっていかん。

劇場の設備も重要な観劇ポイントのひとつ。

 

でも、相変わらず「戦争もの」が苦手なことには変わりなく・・・ドキドキしながら座っておりました。

 

(以下、ネタバレというほどの事もないけど注意)

 

樹  「本日は~」

筆者「およよ!?」

 

突然の館内アナウンス、樹くん。まぁまぁ劇場ではよくあることですけど、ちょっとびっくりしたよね。いや、なにがびっくりしたって樹くんめっちゃ噛んでたよね…。

 

樹 「非常灯が消灯する場合がギョ…ございます」

 

ギョざいます。さかなくんか。

うお~~~~~~~~台詞噛まないか心配だよ~~~~~~~~~

 

そして始まった『あたっくNo.1』。

戦争ものが苦手な筆者…果たしてどうなる…そして噛みまくりアナウンスの樹くん、全く様子の分からない翔吾くんの初演技やいかに…

 

観終わった結論から言うと。

 

 

 

 

めちゃくちゃに良かった。

 

今日観に来た自分を褒めたい。

チケットを譲ってくれたフォロワさんにお礼を言いたい。というか言った。

これは俗に言う「観に来てよかった」というやつだ。

まじのまじに良かった。

少なからずいろんな舞台を観てきた筆者が言うけど、これは良い舞台だ。

樹くんとか翔吾くんが出てるとかいうのはこの際もうどうでもいい!!!関係ねぇ!!!

そんな贔屓目なしに素敵な作品だった。

 

まず、気がかりだった演技初挑戦の2人。

もうね、何の心配もいらなかったよ。最初から最後まで役者さんでした。

普段おとなしい樹くんだけど、声の出し方も表情もちゃんと役に入ってて、そこにいたのは「藤原樹」じゃなかった。素朴で熱い海軍の男の子でした。

翔吾くんはいつも通りニコニコしてたけど、「だからこそ、この役なんだ!」というのが分かって胸にきた。翔吾くんにしか作り出せないキャラクターが生きてて素晴らしい。

 

最初はみんな、樹くんや翔吾くんが動くたびにザワザワ…というか、キャッ♡って感じのリアクションしてて「ここはライブ会場じゃねんだぞ」とキレそうになったけど、途中からそんな人もいなくなってた。みんなたぶん2人をRAMPAGEとしてじゃなく、役者として、そのキャラクターに見え始めてきたからだと思う。

 

周りの俳優さんたちもみんな圧巻だった。

特に年上のおじさまたち。役の厚みというか、存在感が違う。

戸谷くん以外知らなかった若い俳優さんたちも、非の打ち所ないくらい上手かった。

 

上映時間は約2時間半。

入れ替わり立ち替わりだけど、みんなほとんど出ずっぱりで、どのシーンも全力でこれは凄い。

1回舞台に立つだけでかなりの体力を消耗するに違いない。1日2公演とか大丈夫!?と心配になるほど、叫んで走っての熱量がけたたましい構成だった。

観る側もその熱量を全身で浴びるわけだから覚悟した方がいい。劇場から出たらめっちゃ喉渇いてて「!?」ってなったもん。みんな、終わったらスポーツドリンクを買って飲むといいよ。

 

ここで問題の「戦争もの」ということについて。

端的に言うと、全然大丈夫だった。

戦時中といっても、戦争が始まるちょうど昭和16年、真珠湾戦争の前の時系列だった。なので、まだまだ渦中という感じではなく、あくまでその発端となる話。それが大丈夫だった一つの要因。

でも、本当に良かったのはそれじゃなくて、やっぱり脚本だと思う。

 

前半ほぼギャグでした。

 

いや~~~~~、もうゲラッゲラ笑った!

コメディか?と思ったもん。

わいは戦争もの観にきたと思ったのに蓋開けたら喜劇やったわ…と本気で思った。

戦争を目の前にした色んなしがらみやイザコザの中でも、キャラクターをここまで明るく描いた脚本の樫田さん凄い。戦争ものガチでダメな筆者でも全然観れたし、むしろ惹き込まれた。

 

緩急のつけ方が絶妙で、2時間半は結構長い方だと思うけど中だるみなく観られた。

コメディとシリアスの織り交ぜ方が良くて、笑って泣いてを繰り返すとはまさにこのこと。

やっぱり演出の樫田さん凄いな。

 

あ、そうそう。

めっちゃ泣きました。

 

(まぁナイと思うけど一応…)という舐めくさった態度で膝の上に準備してたハンカチが、ア~ラうっかり大活躍してしまいました。

どうしても耐えられないシーンがあって…。

悲しくって泣く、というより、いや、悲しいんだけど…それだけじゃないものが涙を押し出してきてですね…。

無理に笑う笑顔とか、その泣きそうな笑顔で見つめる瞳とか。見つめ返す瞳と、その瞳もやっぱり泣きそうなのに笑ってたりとか。あとはタイトルの意味だとか、空高くかざした指の意味だとか、そんなとこです。

 

舞台には2種類あると思ってて。

それは人に勧められる舞台と、勧められない舞台。

面白いと思ってても自分の胸の中でだけ満足する舞台ってあるんですよね。

でも『あたっくNo.1』は「人に勧めたい」方の舞台でした。

別に「これ観て戦争の恐ろしさを知って!」とか、「友情の大切さ、命の大切さを知って!」とかそいうのじゃ全くありません。違う、全然違う。ましてや「翔吾くん、樹くんがかっこよかったから観て!」というのでは絶対にない。

 

観てよかったって思うから、観て。

 

これに尽きる。

作品としてものすごく完成してて、観たあとの満足感が凄い。純粋に面白い舞台として楽しんでほしい、いろんな人に。私みたいに戦争ものだからって尻込みしてる人にも観てほしいなぁ。

そんなに怖くないよ~~って。8割ギャグだよ~~~って(笑)

 

7000円払って観る価値が十分すぎるほどありました。

これから観に行く人、楽しんできてください。

当日券もまだあるみたいなので、お時間ある方はぜひ!

 

なんだかネタバレを避けると、よく分からない内容になりましたね!?伝わってる!?

初日だからどこまで話していいのか全然わからん!くっそ~~~~~~

あれもこれもネタバラしして語ってやりたい…どうだ…怖いだろう…へへへ…

 

まぁ、そういうことで。

期待値ゼロで観に行った『あたっくNo.1』ですが、想像以上に素晴らしい作品でした。

戦争ものが苦手な筆者でも、ぐいぐい惹き込まれて観てしまうくらいには。

翔吾くんと樹くんということを忘れるほど胸が痛くなる演技が出来る2人にも拍手!

 

また知らない劇団、知らない俳優さんに出会うために飛び込みで芝居を観に行くのも悪くないね!と、思った筆者なのでした。

 

公式HP

方南ぐみ企画公演『あたっくNo.1

気になった方はチケット こちらから。


 

ふじこ

 

 

 

 

 

追伸

劇場で私の右隣に座っていたお姉さんへ。

 

樹くんのアナウンスが流れる 「いつきーーーーー!!!!(大声)」

樹くん・翔吾くんが登場する  「ハッ…はぁぁっ(興奮してもの凄くそわそわする)」

樹くんが動く           「かわいいっ(小声)」

樹くんが動く           「かわいい、かわいい…(小声)」

樹くんが動く           「ァ~ッ!かわいい…っ(小声)」

泣かざるを得ない感動シーン「うっ、うっ、うっ…ううう~~~~っ(唸りながら泣いている)」

 

 

黙って!!!!!!!?????

 

ここは家じゃねぇ!劇場だ!

テレビで映画観てるのとは違うんだ!

心の声がダダ漏れてますよ!

漫画のモノローグじゃねんだから、感想は口の中に仕舞っておいてください!

 

横でずっと「かわいいっ、かわいいっ」って言われて私はどうすればいいんだ…

いや、わかる、樹くんが可愛いのは一緒に観てた私もよ~~~くわかる。

わかるけど!心の声を音に乗せて口からGOさせてはならんのだよ!

 

そして泣くなとは言いませんが、もう少し静かに、ソフトに、ウェッティに泣きましょう。

私も泣きましたしね、どんどん泣いていきましょう!でも、あくまでウェッティにですよ…

そう…お察しのとおりウェッティの意味はよく知りません…

でもなんか静かにとか、そんな感じの意味でしょう…知らんけど…。

隣で「うえ~~~っ、うっうっ、ふぇ~~~~~ん、ひっく、うう~~~~っ、あ゛ぁ~~…」

って泣かれたら舞台上の台詞全然入ってこないんすよ!

人間ってもっと粛々と泣くことって出来ると思うんすよね…粛々と…

 

もし今後の公演も観に行かれるなら、お姉さん気をつけて。

後半20分くらい絶えず泣いてたその感性は素晴らしい。ただ、声だけを押し殺して…。

隣の人と興奮を分かち合おうと喋るのもダメだよ…。

一人で何とか興奮を乗り切って…心を強く持つんだ、ジョー…(ジョーって誰や…)

 

鼻をすするのと涙を拭うのはOKだよ!

 

ウェッティに。

粛々と。