この世は広い意味で音に溢れている。
雨で困ること何て洗濯が乾かない。
服が臭くなる。
交通が不便。
少し寒い。程度。
一般的に雨で得することなどほとんど無い。
ただ雨に打たれるものの音を無意識に聞いてると色々な類の音や声が一律しているような錯覚に陥る。
全く音もなければ思考する必要もない、まるで一時停止ボタンみたいなものが無性に欲しくなる。
そんなとき部屋を暗くし携帯をオフって好きな音楽に身を傾けるわけだが、そんなときの私は何も聞きたくないのだ。
目隠しをし無音という音を大音量で流して何も聞きたくないのだ。
無音というのはあるようで存在しない。永遠よりも確かに存在しないもの。
時に雨は無音を錯覚させてくれる。
あと少し、あと少しだけ降っていてもらえないだろうか