◇試練の苦闘に栄光の未来が
熊本・大分の地震に際し、被災された方々にあらためてお見舞いを申し上げるとともに、支援に尽力してくれている九州をはじめ青年部の尊き献身に、心から感謝申し上げたい。
思えば、阪神・淡路大震災の折、青年部として奮闘してくれた同志が、その労苦の体験を力に転じ、21年を経た今、見事なる広布と社会の指導者群として大活躍している。
5年前の東日本大震災を乗り越えてきた東北の青年部・未来部のメンバーたちも、何と立派に成長してくれていることか。
愛する九州の若き地涌(じゆ)の友も、この試練を断じて変毒為薬(へんどくいやく)〈注:困難を善い方向に転換していくこと〉しながら、必ずや栄光の未来を勝ち築いてくれることを、私は信じている。
◇『信』の一字で明日を開け!
御義口伝(おんぎくでん)には、『一念三千(いちねんさんぜん)も信の一字より起(おこ)り三世の諸仏の成道(じょうどう)も信の一字より起るなり、此の信の字元品の無明(がんぽんのむみょう)を切る利剣なり』〈御書 725p〉と仰せである。
正しき『信』こそ、仏道修行の根本である。
強き『信』こそ、一切の魔を破る力である。
大宇宙の究極の法則である妙法を信受し、広宣流布(こうせんるふ)のため、立正安国(りっしょうあんこく)のため、行動したことは、全部、自分の生命に返ってくる。
すべてが、仏になるための労苦なのだ。
御本尊を信じ、自分を信じ、未来を信じて、恐れなく勇敢に戦い、大きく境涯を開こう!
◇きょうも一歩前進の指揮を
『日に日に向上して、心に笑(え)む可(べ)きのみ』と、戸田先生は、若き日の日記に記された。師と仰ぐ牧口先生にお会いした頃である。
『日々向上』が、創価の青年の特権だ。
その爽快なる推進力が信心である。きょうも勝つために、強盛な祈りから出発するのだ。
『苦をば苦とさとり楽をば楽とひらき苦楽ともに思い合せて南無妙法蓮華経とうちとなへゐ(い)させ給へ』〈1143p〉との仰せの如く、題目を唱え抜いて前へ進むのだ。
一番大変な時に、一番偉大な歴史を創れる。
わが不二の愛弟子よ、師弟誓願の五月三日より、朗らかに一歩前進の指揮を頼む!