博士には、少女時代の忘れ得ぬ思い出があります。
農場から実家までの遠い道のりを、大量の豆を収穫して、ロバと共に背負い運んだ旅のことです。
途中、ロバが足を滑らせ、斜面を転がり落ちてしまった。さあ、どうするか。
マータイ少女は気持ちを落ち着かせ、ロバを助け元気づけながら、再び、一歩一歩、歩き始めました。そして力を振り絞って、ようやくたどりついたのです。
博士は、この旅から、『一心不乱にがんばると、信じられないようなことをやり遂げられる』ことを学んだといいます。
若き日に負けじ魂で挑戦したことは、すべて、わが生命に不屈のエネルギーとなって蓄積されます。ゆえに、いかなる試練にも臆さず、いかなる失敗にも怯まず、前へ前へ進んでいくことです。
たとえ嵐の夜があろうとも、その翌朝には、晴れわたる笑顔で、勝ち昇りゆく太陽のような青春であっていただきたいのです。
私は、愛する皆さんの健康と勝利を祈り抜いていきます。
皆さんがどんな逆境にあろうとも、お父さん、お母さんとご一緒に絶対の味方として見守り続けます。
学園生には一人も残らず師子王の心があります。師子王に断じて不幸はありません。
終わりに、わが宝の卒業生へ、万感の期待を込めて、
さあ昇れ
太陽の君
朗らかに
勇気に燃えて
未来を照らせや
と贈ります。
大好きな『負けじ魂ここにあり』を共々に歌いながら!
-2015.3/17付 聖教新聞より-