新・人間革命 第10巻 桂冠の章 4 | SHInのブログ

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◇ここで、彼の声に一段と力がこもった。『壮年部の皆さんは、これからが、人生の総仕上げの時代です。
壮年には力がある。それをすべて、広宣伝流布のめに生かしていくんです。
大聖人は『かりにも法華経のゆへに命をすてよ、つゆを大海にあつらへ・ちりを大地にうづむとをもへ』(1561p)と仰せです。
死は一定です。それならば、その命を生命の永遠の大法である、法華経のために捨てなさい。つまり、広宣流布のために使っていきなさい。と大聖人は言われている。
それこそが、露を大海に入れ、塵を大地に埋めるように、自らが、妙法という大宇宙の生命に融合し、永遠の生命を生きることになるからです。
一生は早い。しかも、元気に動き回れる時代は、限られています。壮年になれば、人生は、あっという間に過ぎていきます。
その壮年が、今、立たずして、いつ立ち上がるんですか!今、戦わずして、いつ戦うんですか!いったい何十年後に立ち上がるというんですか。そのころには、どうなっているか、わからないではありませんか。
今が黄金の時なんです。限りある命の時間ではないですか。悔いを残すようなことをさせたくないから、私は言うんです!』
彼の声は獅子吼のように、壮年の胸深く轟きわたった。

参加者は皆、すべてを受け止めていこうとする真剣な顔で、伸一の指導に耳をそばだてていた。
『牧口先生が信心を始められたのは五十七歳です。戸田先生が出獄され、広宣流布の戦を起こされた。それが、わが学会の伝統です。
私もまた、壮年部です。どうか、皆さんは、私とともに、学会精神を根本として雄々しく立ち上がり、創価の城を支えゆく、黄金柱になっていただきたいのであります』

◇このあと、総務の森川一正が、伸一が壮年部の結成を記念して書き上げたばかりの、『大白蓮華』四月号の巻頭言『妙法の名将』を朗読した。
そのなかで伸一は、“妙法の名将”の資格を論じていた。

第一に御本尊への絶対の確信。
第二に難事をも成し遂げゆく力。
第三に社会のすべてに通暁した世雄。
第四に後輩を育成していく熱意。
第五に人間性豊かな包容力ある指導者。
第六に旺盛な責任感と計画性である。

この巻頭言によって、壮年部のめざすべき指標も、すべて明らかになった。

※388~390p