・『学会もまた、何でも語りあえる雰囲気を大切にしていきたい。そうでないと伸びないし、発展は続かない。上から下への命令だけでは、官僚主義である。組織が硬直し、人間まで硬直させてしまう。そんなことは絶対にあってはならない。
学会は人間の世界である。魂の世界である。心の世界である。慈悲の世界である。
あくまでも人と人の団結と触発の世界である。だから強い。これを大切にすれば、学会は永遠に発展できる。
学会活動に邁進している人は、いかなる試練もすべて『煩悩即菩提』『生死即涅槃』と転じていくことができる。
どんなに『いやだな』と思うことがあっても、すべて希望と福運の方向へ、永遠なる幸福の方向へと、回転させていくことができる。
有名な日寛上人の言葉に、次のようにある。『祈りとして叶わざるなく、罪として滅せざるなく、福として来らざるなく、理として顕れざるなきなり』(観心本尊抄文段)こう断言なされている。
では、時として、祈りが叶わないように見えるのは、なぜなのか。
それは、より祈りが深くなるように、また、より強い人間、より深い人生になれるように、そして、より深き福運を、がっちりとつけるように、との御仏智なのである。
何でも、ちょっと祈って、すぐに叶ったのでは、人間は堕落してしまう。これでは、立派な人生が築けるわけがない。
本当に深き祈りも、死にもの狂いの努力もなくして、簡単に祈りが叶ってしまえば、人間を堕落させるだけである。それでは偉大な人間をつくる仏法ではなく、人間を破壊する仏法になってしまう。
要するに、その人が本当に幸福になり、立派になるための祈りであれば、必ず叶う。すぐには結果が現れない場合でも、長い目で見れば、絶対に叶っていくのである。
正しい、偉大なる人生という目的に向かって、健康で、つねに希望に燃えて、進んでまいりましょう!』
世界広布新時代 第8回 本部幹部会で紹介された1998年6月での本部幹部会スピーチより抜粋