池田名誉会長指導 5 | SHInのブログ

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-教育で内発的な力の開花を 変革は目覚めた一人から!-

・『地球社会にとって最悪のシナリオを回避するためには、政治的なリーダーシップの結集はもとより、今までの社会のあり方を見つめ直し、変革を強力に後押しするグローバルな市民の連帯と行動の波を広げることが欠かせない。
危機の克服は、つまるところ、その推進力となり、逆境をも新しい未来を創造する糧としていく『レジリエンスの力(社会を回復する力)』を社会としてどれだけ鍛え上げ、発揮していけるかにかかっているからだ。

直面する脅威に立ち向かう『レジリエンスの力』を育み、持続可能な地球社会の建設を担う市民の連帯を強める原動力となるのが『教育』である。

折しも本年は、国連『ESDの10年』の最終年にあたり、今月に岡山と名古屋で『ESDに関するユネスコ世界会議』が開催される。
会議を機に新たにスタートする『ESDに関するグローバル アクション プログラム』の趣旨文では『持続可能な開発は、政治的な合意、金銭的誘因、また技術的解決策だけでは達成できない。我々の思考と行動の変革が必要であり、教育にはこの変革を実現する重要な役割がある』と謳っているが、私はこのESD推進の新たな枠組みにおいて『エンパワーメント』を機軸に据えることが欠かせないのではないかと考えている。

『持続可能性』の追求といっても、確かな目的観が心に宿らなくては、事態の悪化を押し返す力は生み出されない。“大切なものを守りたい”“かけがえのないものを未来に残したい”一人一人の中でその具体的な思いが像を結び、周りの人々と共有されてこそ、人間の内なる可能性とエネルギーは縦横に開花する。教育によるエンパワーメントの真価は、そうした自発的行動の連鎖を巻き起こすことにある。

今、自分が人生のページを綴っている地域での出来事に対し、粘り強く向き合い、できることを一つ一つ果たしていくことは、とりもなおさず『未来への責任感』ひいては『地球に生きる責任感』の地歩を固めながら、持続可能な社会を建設していく作業につながっているのではないだろうか。

このように自身の内なる可能性に目覚め、わが地域から変革の行動を起こしゆく人こそ、今、最も求められている人であろう』


11/5付 ジャパンタイムズ寄稿全文 11/12付 聖教新聞掲載より抜粋