鼻歌のススメ1~リズム強化編 | セッションを日本の文化にする社長のブログ

鼻歌のススメ1~リズム強化編

楽器プレイヤ―ならば、
必ず通る悩みの道~リズム感。

「リズム感が悪いんです…。」
と、漠然と悩んでいる人は結構います。

そこで、
特に最近そういったお悩みを受け取ることが多かったので、
この場を借りて、根本的な解決法について、
ガツンと解説してみようと思います!

まず、答えから言ってしまうと、

「リズムを鼻歌のメロディとして捉えましょう!」

これが今回の答えです。


実は、多くの「リズム感がないんです…。」
と悩んでいる人に、突っ込んで話を聞いてみると、
100%客観的にあなたはリズム感が悪い!
と診断できる人は、ほぼ100%いないのです。

ちょっと話を聞いてみると、
「サークルの先輩にリズム感が悪いと言われた…。」
「リズム感を題材にしたゲームが下手だった…。」
「譜面がパッと読めない…。」

などなど、
専門家でもない人に言われたから、とか、
リズム感とは実は全然関係ないことが
スムーズにいかなかったから、とか、
リズム感の良し悪しを客観的に判断できるような
材料を目の前に突き出されたわけではなく、

【自分で勝手になんとなくリズム感が悪いと思い込んでいる】

という人が、ほとんどなのです!

でも、音楽は良くも悪くも心と直結してしまうもの。

そう思い込んだ瞬間に、
実際にリズムは悪くなります。

そしてますますリズム感に自信を失っていく…、
という悪循環に陥っていきます。


と、こういう循環に入ってしまっている人が、
これまたほぼ100%の確率で始める練習法があります。

それは、

『メトロノームにカッチリ合わせる地道な練習』

これがまたつまらない!(笑)


でも、修行僧のごとくこの練習をこなさないと、
私のリズム感は良くならない!
と、これまた勝手に思い込んで、
自ら茨の道に突き進んでいきます。

でも、そんな道を歩き続けられるほど、
心の強くできた人間ならば、
とっくに凄いことになっているので、(爆)
やはりこの道を選んでしまったほとんどの人は、
すぐに挫折して、音楽から離れてしまいます…。

せっかく楽しむために始めた音楽を、
こんな形で止めてしまうのはもったいない!

と言うわけで、
そんなリズムの悪循環に陥りそうな人に向けて、
最高にオススメのリズム感強化法をお伝えします!

それは、
冒頭でもお伝えしたように、
『リズムを鼻歌のメロディとして捉える事』

実は、リズム感が悪いと思っている人の
最大の原因は「リズムが歌えないこと!」

譜面上で表わす事のできる、
機械的、算数的なリズムにばかりにとらわれて、
本来のリズムのおいしいところである
[グルーヴ]が聞こえていない!
というのがよくあるパターンです。

でも、例えばドラムやベースラインを、
まずは聞こえたままに鼻歌で口ずさんでみます。

すると、
譜面的なきっちりカッチリした印象ではなく、
まさに躍動するようなグルーヴ感を
体で感じることができるはず!
(逆に、そのグルーヴが歌えない人は、
かなりメトロノーム練習に
毒されている可能性が高いです!)

そして、まずは楽器ではなく、
口でそのリズムの感じを体現できるところまで、
徹底的に歌いまくります!

ここまでやったらもうこっちのもの。
あとは、頭の中にグルーヴのイメージがあるので、
それを楽器でも表現できるように
練習していけばいいだけ。

この状態になっている人のリズム感を、
悪いと評する人はほとんどいなくなってくるはずです。
(その代わり、個性的なリズムだね!
と言われるようになるはず。)

また、この状態に入ってから、
様々な教則本のリズムパターンや
メトロノーム練習をすると、
さらにリズム感は良くなっていきます!
(要は順番が大事!)


と、言うわけで、
リズムの悪循環に陥りそうな人は、
再度、自分のリズム感に自信を取り戻して頂くために、
鼻歌のススメを参考にしてみて下さいね!