みなさま、ご無沙汰しております。


参議院選挙投票日の日曜はどのような気持ちでお過ごしでしたでしょうか。私は自民党員ですが、自民が惨敗したことにむしろすがすがしさをおぼえました。


ご存知のとおり、鹿児島では、立憲民主党等から推薦を受けた尾辻朋美さんが301,026票を獲得し当選しました。報道機関の調査では自民党支持層の3割が、尾辻さんを支持したとのことです。また、参政党から立候補した牧野俊一さんも170,989票と投票数の23.8%の支持を得ました。一方で、自民党が公認した園田修光さんは234,893票と、尾辻さんとは約67,000票も離され、参政党の牧野さんにも多くの票を持っていかれたと聞いています。当然の結果です。


自民党県連と県連を長年仕切ってきた幹部が、地域の人々に寄り添ってこなかったことのつけが、今回の選挙で自民党員を含む県民から審判として突きつけられました。


今の県連組織の運営は、非民主的であり、これでは地域の声は反映させられません。例えば、参議院選挙の公認候補を選ぶ際も、尾辻氏を押す声が多かった中、結局は「森山幹事長などに一任」と非民主的な選出方法です。なぜ幹部に一任をしなければならないのか。日本は民主主義の国です。地域の意見を吸い上げ中央へ働きかける候補を選ぶのは重要な事案であり、広く党員に意見を聞けば良いと思います。こういうことをいうと「現行の規程では〜」という人がいますが、大事な決定は、規定を変えてでも民意を反映させるべきなのです。


鹿児島2区の支部長問題しかり、なぜ自民党県連は、いつも森山幹事長が最終決定権を持つのでしょうか。それは本当の民主主義ですか。私の周りでは世代を問わず不満の声が聞こえてきます。また、先の衆議院に続き、参議院選挙も自民惨敗となり、なぜ意思決定を行ったトップが責任をとらないのですか。Yahooニュースなどのコメント欄でも、「政治生命をかけて対応する」とまで言い切った森山幹事長が、選挙の惨敗を受けてもなお、言い訳に終始し責任を地域に転嫁にしていることに批判が溢れかえっています。「薩摩はやと」の恥だという声もありました。今回こそ民意に向き合い、県連トップが全ての責任をしっかりとり、今後を担っていく若手を引き立てて行くくらいの気概がなければ、今まで自民党を支えてくださっていた人の心が離れるのも無理はありません。


今回の選挙結果は、自民党員も含め県民からのNoという意思表示です。戦略的な経済成長と財政の規律、現状を踏まえた国民目線の政策、政治資金問題、県連内の非民主的な意思決定方法、課題は多くあります。私たちは、これらの問題にしっかりと腰を据え取り組む(現状に対する批評だけでなく)政治家を鹿児島から送り出す必要があります。子どもたちの未来のためにも。