みなさん、こんにちは。
昨年のジャニーズ事務所の解散に始まり、東京女子医大の元理事長の逮捕、フジテレビの接待問題と、今まで暗黙の了解として我慢されてきた世の中のやり方に世間のメスが入り始めました。今の時代、ガバナンス、コンプライアンスの観点から、ハラスメントや専横は、社会において許されないものとなりました。自民党はどうでしょうか。
16日の日経新聞で興味深い記事がありました。
「「森山幹事長頼み」にもろさ」の記事の中では、派閥解消後の今、党の意思決定が森山博幹事長に集中することが書かれていました。例えば、今回第2次石破内閣の人事も森山氏ら党執行部が主体的に関わったことを始め(従来は各派閥からの推薦を考慮)、党内では幹事長が政調会長や国会対策院長もやっているとの声が上がっているそうです。ここは日本でしょうか。先週、自公の幹事長が訪中しましたが、まるで中国の一党体制のようです。自民党は、今まで議員の層の厚さ(様々な意見が土壌にある)が良さの一つでありましたが、今となってはみるかげもなく、一部に意思決定が集中している現状は、民主主義とはいえません。
また、同記事には、先の衆議院選挙直前に非公認候補の党支部への2000万円支給を指示したのも森山幹事長である(首相も事前に把握していなかったとされる)旨、書かれていましたが、森山幹事長は責任をはぐらかしています。鹿児島県政でやってきたこと(選挙で自民が惨敗するたびに森山県連会長は責任を回避)を続けているだけので、県民にとっては「またか」です。今まで目をつむられてきたことが、今回も全国レベルで同じように通るのでしょうか。自民党、それでいいのか。
このような状況下、森山幹事長が県連会長を務める鹿児島県では、保守分裂が起こるべくして起こっています。毎度のやり方ですが、参議院議員に立候補した尾辻氏(前参議院議員議長の三女)を公認候補として認めなかったことについて、納得するような説明もなかった(これは毎度のこと)結果、尾辻氏は立民の推薦をうけることになりました。
また、2区では「県支部長」という役職を新設し三反園氏を起用。今まで真摯に政治活動に取り組んできた保岡氏(2000万円問題の逆風を受けて前回落選)を支部長に据えましたが、「公認は今後判断」とのこと。こちらも、まっとうな人間であれば、なぜ県知事時代の民意への裏切りから国政に転身した人物を要職につけるのか、そもそもなぜ自民党にいれたのか(党執行部が県連に事前連絡なく決定)、一般常識からかけ離れた決定がなされました。民意を汲まないやり方は、お友達人事と理解されても仕方ありません(そうでなければ、しっかりとした説明があるはずです)。
将来の鹿児島県政や日本の国政を考えれば、真摯に政治に取り組もうとする志をもった若手(尾辻氏、保岡氏)を育て貢献していくのが長老の役割ではないでしょうか。それが、薩摩隼人の文化だと思ってきましたが、反対に若い芽をつむようなことばかり続けています。私たち自民党員が一番憤りを感じています。冒頭でお伝えした問題のように、マグマが噴火する日が来ても不思議ではありません。