大病に罹患した可能性が生じた際

長年連れ添ってくれた相方さんに
打ち明けるベストなタイミングって
いつなんだろう?

大病に罹患した可能性を認識した時?
大病が確定した時?
実現性は低そうだけど、気づかれないように病を克服した後に「実は。。。」みたいな選択肢もあるかもしれない。

かくいう自分は“紹介状”を手渡された夜に相方さんに報告した。
想いを吐露して共有することで楽になりたい、という自分勝手な甘えからの告白だった。

「あぁ。。。なんか抱え込んでるなぁとは思ってたんだよね。」
相方さんは淡々と受け止めてくれた。
言葉を選びながら。
動揺を隠しながら。

《貴方は普段と何も変わっていない》
そう言って貰えているような気がしてずっと不安だった心がようやく少し落ち着いた。

「まぁ、あれだよ。確定した訳じゃないからさ。落ち込んでても始まらないよ。」
相方さんからの、押し付けがましくない励ましに以降ずっと助けられることになる。



小学校に入学して2ヶ月ちょっと。

疲れが出る頃なのか、娘は風呂から出るとすぐに寝てしまっていた。


1週間前まではこんな穏やかな時間がずっと過ごせるのだとおもっていた。