メイプル | Jamlips 1998-

Jamlips 1998-

VocalのEmmyです。

10歳の頃よりかきためた言葉を記録。
詞、詩。日々の思いや想いをここに。

Another Side - - - http://ameblo.jp/trump-emmy/

メイプル  


ルビー風味の白旗
世の中の全てのマンホール合わせて
反乱の温もりに抱かれてるから
メイプルの木の涙が美味
皺の中に畳まれていく毒 
枯れ続けていく栗鼠の心臓
舌触れた瞬間から零れ出てくる
張り付いて離れないあんたの影
酸味と甘味 もっとちょうだい
スクリーンには重なる温い影


痛いんだ
いたいんだぁ
止まらないほどに


いつ思い出してみても
涙なんてただの汁で
あん時からずっと垂れ流れてた
突っ込むだけで自分が七変化
ほろ苦い十二指腸
ビターに絡む胃液の甘さを
骨まで溶かして食べてくれなきゃ
皮は全部揚げてくんなきゃ
残しちゃだめなんだってば
やだ 気づかないで


だってね
あたし ほんとは すっごく 不味いの
まずいんだよ?


だけど
なんだかまだ痛いみたい
助けてって快感


同じ地球の中で剥がれる
吊られてる空気感
吸入しないとまだしばらく続く腐乱
乱交してる浮遊感
注入してる瞬間からメイプルが点滅
1日100回唱えるモルヒネ
あんただけじゃないの枯れてくばっか
あたしは指先からつま先まで
全部ぜんぶがちがちの嘘だらけ
まとわりついてる無色の繊維質


ぁあ いたい いたい
結局気づいちゃった
あんたも痛かったんだね


ざんねん。
だから、もういいや。
あたしなんていらない。


頭の中でリフレインして風化してく漂流システム
チョコレートが腐食して粘着質を帯びたリズム
待ってるだけじゃ何も変われないコルク
フタして あたしに栓して 離れてやんない
溺れるかもしれない漂白感
噛み付かれて残った鬱血
首に残ったルビーが美味
立てられた爪の先に残る粘膜
飛ぶ前にメイプルちょうだい
舌先にあともう一滴


雲雀が昇天したら
あたしとあんたもいっこ
合法ドラッグに愛された蜜蜂
肺が危険をつぶやきはじめたら
あたしとあんたがパラレル
まずいって言われながら
骨がなくなってくのって
きもちいいんだね
知らなかった
夜から月がなくなっちゃうのと似てる
それでも
小指だけ食べ残すあんたが好きよ


060206