連休中、いつも祖母の面倒を見ている母が、海外に行くとのことで、
姉と一緒に、祖母の家へお世話しに行きました。

年末あたりから、少々体調がすぐれないと聞いてはいたので、
無事に回復するといいけれど、と思ってはいましたが。

夜に、祖母が息切れし倒れ、
私はすぐ救急車を呼び、救急隊が来るまで、家族、都内に住む親戚に連絡を取り、
姉は祖母のそばでずっと介抱してくれました。

二人で泊まっていたのが、とても助かりました。

通っている大病院が救急に入れず、
その他に高機能設備がある病院もなかなか見つからず、
その間苦し悶える祖母を見て、もう救急隊の人にお任せするしかありませんでしたが、
一応、発症して1時間以内には、集中治療室に入ることが出来ました。

夜中の待合室にずっと待っていましたが、
祖母はなんとか落ち着きを取り戻し、面会してちゃんと話が出来ました。

祖母は、体中管をしていて、頑丈な酸素マスクをしていましたが、意識ははっきりしており、
びっくりした、もうやんなっちゃう、と、
いつもの言葉で返してくれたので、祖母強し…とても安心しました。

現代医学に感謝、です。

祖母はとても病気知らずで、90過ぎても働いていたりで(親戚の下ですが)、
私も一緒に生活している時期がとても多く、
いつまでも元気でいてほしいし、
会う度には大切にしていこう、と気をつけていましたが、
さすがに今回は、ついに来たかな、という覚悟がありました。

母が海外だったので、歯がゆい思いをしたかと思いますが、
取ってあった帰りのチケットで間に合い、
うっすら気にはしていたようで、みな落ち着いて対処することが出来ました。

とりあえずは、しばらく入院が必要なようです。

ちなみに、うちにはまた、高齢の猫(15)がいまして、
その子とも可愛がっていきたいと思っていますが、
今のところは鈴の音を鳴らして、ぽてぽてと家の中を小走りしています。

センシティブな子なんですが、やることや性格が読めたりすると、日々愛着がわきます。

いつかは誰しも迎えることだけれど、
理性で割り切れたらこんなに楽なことはないですね。

いやはや、こういう時は、一致団結も生まれるし、命の大切さも知るし、
悪いことばっかではないかもしれませんが、
大切にしようと思うから、愛着が湧いて悲しみ二倍になるのかな、なんて。

距離の取り方は自分の選択ですから、
後悔の無いようにはできたらいいなと思います。

とりあえずは、月末展示を控えていますので、
それまでには調整したいですね。

こんな時に、こういうことは記事に載せようか迷いますが、
人間は弱いものです。