小林麻央さんが旅立たれたニュースを聞きました。
ご家族や周りの方々に慰めがありますようお祈りします。

私は35の時に乳がんで左胸と脇の下のリンパ節を全摘し、 今年で20年になるところです。

ここで思い起こすのは6年前に亡くなった女優の田中好子さん。

元キャンディーズの田中好子さんは36にて乳がん発症、54歳で再発、55歳で亡くなられました。

自分や身近な人が乳がんだというあなた、年の頃が同じような女性の皆さんは、今回のニュースを聞き、ひどく動揺しているかもしれません。

確かにとてもつらく重い出来事です。

でも、必要以上に恐れおののき、力をなくしてしまわないようにしてほしいと強く思います。

乳がんの進行具合は人それぞれです。
同じようなステージであっても、同じような経過をたどるわけではありません。

私のように、リンパに転移の疑いがあったひとでもこうして元気に20年後も生きている人もいます。

でも、そんな私でも、先のことはわかりません。

わからないことを恐れて心折れたり、勇気をなくしたりしては「今」を明るく生きられなくなってしまいます。

病気であるにしてもないにしても、私たちの命は限りあるものです。
誰も、いつ幕を引くのか知りません。

見えない未来に不安を抱き「今」を楽しく生きられなくなってしまっては、とてももったいないことです。

「明日のことは明日が心配する」とは聖書のことばです。

どうぞ「今」ある幸せに目を向け、
麻央さんの言う「彩り豊かな」日々を過ごしていってほしいと思います。

がん友の皆さん、また、それを取り巻く皆さんへの応援メッセージです!



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