今年は手術から15年目を迎えます。
術後すぐは週に何回も通いましたが、それが週1回になり、月2回になり、月1回になり、3カ月に1回になり、半年に1回になり、今では年に1回で済むようになりました。
今は薬も飲んでないし、特に何の治療もしていません。
血液検査とマンモグラフィーと超音波をやって、がんちゃんが再発・転移していないかを見守っているんですね。
年に一回といっても、今日とマンモ・超音波の日と結果を聞きに行く日と・・・最低3回は行かなくちゃならないっていうのがちょっとヤなんだなぁ。しかたないけどね。
マンモと、超音波が別の日になりそうだったから、
「同じ日でお願いします
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15年前ここの院長先生に執刀していただき、手術を受け、術後の経過・診察は院長先生にしていただいていました。数年後院長先生は定年退職。
その後は当時外科部長だったT先生(手術チームにも加わってくださっていた)に担当医になっていただいていました。
ところが!T先生、ヘッドハンティングされて突然別の病院へ!
私はその後、定まった担当医を持たずに何年か過ごして来ていました。
それがね!今日行ってみたら、なんと、T先生が院長先生になったっていうではありませんか!びっくり!
時はながれていますなぁ。
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乳がんになって変わったことはいくつかあります。
そのうちの一つは「頑張らない自分を認めること」
「頑張っている自分」は私にとっては 自分で自分をほめてあげるべきことでした。
ところが、病気を持ってからは、「がんばれない」。
そして、「がんばることをがまんしなくてはならない」
これは、かなりきついことでした。
人からどう思われようと、自分でどう感じようと、そこにあるそのことをしないでおく、あえて見過ごす、断る・・・なかなか ムズカシイです。
時に心が波立ちながらも、それを15年続けてきたのでだいぶ慣れてきました。
「がんばらない自分」もほめてあげないといけないのよね。
がんばりすぎるあなた。
どうぞ、がんばらない自分も認めてあげてね。
「がんばるべき時」に「がんばり」
「がんばるべきでない時」に「がんばらないでいる」
それをわきまえつつ生きる・・・
いやぁ~、修行ですなぁ・・・。