今日、仕事から帰ってきたら。
息子が、何日かぶりに私の前に現れました
「確かに言い過ぎました。謝りたく思い、来ました。これで手を打ってください」
と、頭を下げながら午後ティーレモンを出してきた。
…ほう。
手打ち、とな。
解決の仕方にちょっと驚いてしまった
赤ちゃんのころは、ぎゃんぎゃん泣いて母を根負けさせた息子。
小学校のころは、悪い事をすると、鬼から電話のアプリ👹や貞子👻がいると怖がらせて、ぎゃんぎゃん泣いた息子。
中学の頃は、腹が立つと1人でどこかに行ってしまい、結局コンビニでジュース買ってくる事しか出来ずに怒ったまま部屋に閉じこもる息子。
そして。
高校生の息子は、ケンカの後は素直に謝り、手打ちとして賄賂を渡す事を覚えた息子。
息子と母の戦いは、息子の成長と共に変化していった。
なるほどなあ
息子は、母とのケンカで数々の経験をして、ついに「円満解決」を覚えたのだ。
「円満解決」
母とケンカすると。
朝ごはんが無い、弁当が無い→
自分の小遣いで食べ物を買うしかない。
自分の風呂の番になっても呼ばれない。→
風呂に入りたいのに、姑の次に入る事になり脱衣所にある洗濯機で姑が洗濯しているので、風呂で大声で歌えない。
朝は起こされない→
目覚ましを3個かけて、ヒヤヒヤして起きるしかない。
自分にとって不都合な事がたくさん起こるので、腹の中ではどう思ってるか分からないけど、とりあえず謝って、円満解決させないといけない。
円満解決には、賄賂が必要→午後ティー
大人になったなあ。となんか妙に感心しました
ま、私も朝の寒い公園で震えながらバナナ食べるのはこりごりなので、息子の円満解決に乗る事にしました
夕飯は旦那と息子と3人で久しぶりに顔を合わせて食べました
息子は、たった4日話してないだけなのに、その間にあった運動会の事、リレーの事、zoomで大学のナビを受ける事を饒舌に話し続けて。
食べ終わるまで、たっぷり1時間半かかりました
…時間かかりすぎだろ笑笑