2021年6月
お風呂でしこり発見。行ったことのない病院の乳腺外科で細胞診を受ける。2週間後、悪性と判断され地元の大病院に紹介される。
しこりの大きさ約3cm。リンパ節転移あり。

2021年7月
大病院にて針生検。2週間後、HER2陽性乳がんステージ2b と確定診断を受ける。
病院の手術が満杯な事と、化学療法がよく効くタイプとの事で、術前化学療法を勧められる。

2021年7月
喘息持ちのため、PETCTを受ける。閉所恐怖症のためものすごく怖かった。
その他心電図、心エコー、レントゲン検査をする。

2021年8月
遠隔転移がない事を確認し、術前化学療法開始!

【治療予定】
AC療法4クール
1クール目(8月18日〜)
2クール目(9月8日〜)
3クール目(9月29日〜)
4クール目(10月20日〜)

PET CT(11月1日)

ドセハーパー
1クール目(11月10日〜)
2クール目(12月1日〜)
3クール目(12月22日〜)
4クール目(1月12日〜)

PET CT(1月24日)

手術(2月10日)

今後の予定

放射線

ハーパー



PETCT終わったー‼️


え?


まだお昼じゃないか。早いじゃん?


って?


PETCTの事を1日中考えて、震えて過ごすなんて、私にはできないので💦


予約は朝イチにしてもらってました✨


朝イチだと、私がパニック起こして撮影に時間かかったら、次の人の予約時間がどんどんズレていくかもしれないデメリットがあるんだけど…


ごめんなさい🙏


そんな事、構っちゃいられないんです💦


とにかく私は、今日のPETCTという任務を遂行しなきゃならないんです‼️


という事で。


今回も皆様のおかげで、無事終わりました✨


…無事?


…無事…かなあ。


今日は、前回の技師さんとは違う技師さんでした。

前回は、たぶん私と同じ世代の技師さん。


パニックを起こしそうな私に、あまり話上手じゃなさそうだけど、一生懸命話しかけてくれた技師さん。


「昭和のヒット曲しかないんですよー」


って言いながら、YouTubeでユーミンとかリトグリを流してくれた技師さん。


PETCTにかかる時間を、細かく教えてくれた技師さん。


あの方なら、今日も安心してできる…か…も…。


…違う人ーっ‼️


出て来たのは、若い男性技師さん。


放射線をまとった私が部屋に入るなり、


「荷物はそこに置いてくださいー。じゃあ、準備できたら横になってくださいー」


…あぁ。…あぁぁ💦


マニュアル通りの進行に、パニック起こしそう💦


「あ、あの。閉所恐怖症なんですけど、音楽とかかけてもらってもいいですか…」


「あー。えと、じゃあご自分の携帯で好きな音楽流してもらって。頭の近くに置いておきますので」


技師さんセレクトの歌じゃないのー⁉️


…ま、いいんだけど。


カバンの中から急いで携帯を取り出し、backnumberのメドレーをかけてみる。


何故backnumberセレクトなのか、自分でもよく分からない😭


好きだけど。


「はい、じゃあ始めますよー」


「あ、あの。できればあと何分とか教えていただけると…」


「あ、分かりましたー。じゃあ5分おきにお知らせしますね」


ご、5分?


5分なんて、長くて我慢できるかな…。


でも、抗不安薬も飲んだしな。


だ、大丈夫だよね…?


不安全開で、検査始まりまして…。


で、結局、3分くらいで我慢できず💦


「すみませーん‼️ちょっと無理っぽいです…」




あぁ。


ダメだったかな、私。


きっとまだ3分くらいしか経ってないよね。


あと10分ちょっと…なんて耐えられないなあ。


backnumberも聴いてるのに。


ケア帽子も目深に被って、目もぎゅっと瞑って。


何が怖いって、機械が動いて暗いところに入るのが怖い。


だからケア帽子被って、目をぎゅっと瞑ると明暗が分からなくなるから耐えられる。


でも今日は耐えられないのかな。


若い技師さん、困るだろうな。


時間置いてまたやるのかな。


それとも今日は中止になるのかな。


明後日、結果説明の予約入ってるんだけどな。


それも変わってしまうか…てか、入院日自体変わってしまうかな…。


どうしよう。


この検査やらないと、何もかも前に進まないのに。


せっかくブロ友さんにもついて来てもらったのに。


情けない。


でもホントにどうしよう。


ここで中止…どうなるんだろうか。




一瞬で、ばーっといろんな事を考えた💦


そしたら、若い技師さん。


「はーい。すぐ行きまーす‼️」


って、隣に来てくれた。


「ごめんなさい。…前回はうまくできたんですけど…」


「あと12分くらいですよ、ここにいますから」


「12分は、ちょっと無理かもです…」


「じゃあ、なんか話しますか。今日は雪がすごいですよねぇ。車で来たんですか?」


「はいぃ…」


「この後診察ですか?」


「今日は、検査だけですぅ…」


「じゃあ、これ終わったらすぐ帰れるじゃないですかあ。いいなあ」


「はいぃ…」


「なんか。聞きたい事あります?私何でも答えますよ‼️」


「じゃあ…。何で放射線技師になったんですか…?」


そこからは、技師さんに質問攻めした私。


技師さんになった経緯。


大学の何学部で、何を勉強したか。


技師さんの出身地の話。


年末年始、実家に帰らなかった話。




技師さんからすると、いくら質問してもいいと言っても、初対面のおばさんに質問攻めにされて良い気分な訳ないよね。


でも、技師さんは笑いながら答えてくれた。


そして、


「あ、もう終わりますよ。今画像確認してくるのでちょっとお待ちください。…すぐ戻ってくるので」


…あ、そんなに時間経ってたんだ…。


「大丈夫でしたー。お疲れ様でした。じゃあベッド下げますね」


ということで、無事終わりました😅


帰りぎわ、


「ありがとうございました。面倒くさかったですよね、ごめんなさい🙏」


「いやいや、全然大丈夫ですよ。閉所恐怖症の方も今まで結構いましたので…。無事終わって良かったですね」


若い技師さん、というだけでなんとなく頼りなく思えて、パニック起こしかけた自分が恥ずかしい💦


この技師さん、若いのに仕事できる技師さんだった。


放射線技師になりたかった人なんだって。学生の頃からの夢を叶えた人なんだって。


「技師は機械屋みたいなもんですよ。画像作ったりする機械屋です」


と言った技師さん。


ステキです✨


あなたのおかげで、前に進めそうです。


とりあえず、今入ってる診察の予約、麻酔科の説明の予約、入院の予約、手術の予約、全部出来そうです。


感謝感謝です。



と、言うことで、無事終わった感じです。



いやー情けないねぇ💦


なんであんなに怖いのか自分でも分からないのよ。


私、たぶん手術より怖いと思う💦


本当に、大袈裟じゃなくて。


家に帰ってきたら、終わった安心感と疲れがどっと出てきました。


病気なんてなるもんじゃないね💦