しばらく部屋から出てこないので、旦那と2人で話し合いました。
息子は携帯を持っていないので、PCを返してもらって携帯を与えてはどうかということに。
高校生になったら、どうしても持たなきゃいけないし。
ただし、受験が終わるまではYouTubeのアプリを入れるのは禁止。
悪魔でも音楽を聴くためと、親子で連絡を取るためのツールです。
学校では禁止です。
夜中12時を回ったころ、息子が部屋から出てきました。
いつものように、私と旦那の間に入り、川の字で寝てくれます。
「ちょっとは、考えたか」
「うん」
「ママは、後は何も言わないよ。自分の身体に専念してもらうから。これからは、パパがお前の事もママの事もサポートするから。出来るよな」
「うん」
「PC、パパとママに返してな。代わりに携帯持たせるから」
「うん」
「PCじゃなきゃダメな調べものとか、学校からの連絡はパパとママの部屋で見なさい。あと、たまにはYouTubeも見ていい。ゲームもしていい。本気で3月まで頑張る事出来るか?」
「うん」
その後は3人でたわいのない話をして、寝ました。
去年、今年はコロナの影響で家族旅行にも行けなかった。
来年は行こうね。とか。
来年の希望を話せるのが、私は嬉しかった。
息子はショックだと思うけど、受け入れてくれたのかな。
これからもっと、息子を悲しませるかもしれないけど、頑張ろうと思った。
前を向いて生きなきゃと思った。
死んでしまいたいと本気で思ったのは、生きたいからなのかな。
私ばかり、悲しんでる訳にはいかない。
息子に告知したことで、悲しむ人がまた1人増えた。
私は、その人たちの思いをちゃんと受け止めて、頑張らないといけない。