美しい生命 コールドプレイ
Coldplay - Viva La Vida 歌詞 訳
Written by Guy Berryman, Jonny Buckland, Will Champion, Chris Martin
2008
U.S. Billboard Hot 100 #1
かつては世界を支配したが、今では、朝、一人で道路を掃除する者の話。
聖書からのエピソードがふんだんに盛り込まれています。
*Viva La Vida 「人生万歳」という意味のスペイン語
Coldplay - Apple iTunes Viva La Vida
I used to rule the world
Seas would rise when I gave the word
Now in the morning I sleep alone
Sweep the streets I used to own
かつて私は世界を支配していた
私がそう言えば海の水は世界にあふれた
今では、朝には、ひとり惰眠をむさぼり
かつては自分のものだった道を掃除する
*used ...するのが常だった, 以前は...した ((to do)).
*rise 増大[増水]する ≧The sea would rise from total melting of ice.
*Seas would rise ≧ノアの時代の洪水のことだろう。。大洪水は40日40夜続き、地上に生きていたもの一掃[根絶]した。。>>>この部分、ノアのことととらえましたが、海外のお二人を含め、3人の方からモーゼではないかというコメントをいただきました。「とおりすがり」さんと「オラフ」さんと「chocolateloverさん 」です。詳細はコメント欄にありますが、私も、訳す際にモーゼのことを指しているとも考えられ、迷ったところです。結局、ノアとして訳しましたが、モーゼでも通じると思います。あるいは両方かも・・・
**gave the word 命令を下す>>>give one's word 約束する ≧The Lord gave the word 主は約束の言葉をお与えになられた
*sweep 掃除する 、 一掃[根絶]する ≧street sweeper 街路掃除人
*roam 歩き回る
I used to roll the dice
Feel the fear in my enemy's eyes
Listen as the crowd would sing:
"Now the old king is dead! Long live the king!"
以前はよくサイコロを転がしたものだ
敵の目に浮かぶ恐怖を常に感じていた
群集が歌うのをよく聞いたものだ
「王は死んだ! 新しい王よ万歳!」と
*roll ころがす
*dice サイコロ ≧『神はサイコロを振らない』というのはアインシュタインの言葉。彼は、量子が確率論的に振舞うとする量子力学に対し、この言葉をもって、懐疑的な立場をとった。後に量子論が正しいことが証明され、彼は自分の過ちを認めた。しかし、光量子仮説など初期量子論の構築には彼の理論が大いに貢献した。
*The king is dead! Long live the King! (古い)王は死んだ! (新)王万歳!≧これは、王の崩御を告げる言葉と、王に長寿あれという言葉を続けて言うことにより、王の空位を避ける(王統の連続性を確認する)ための法諺である。もとはフランス語の"Le roi est mort!, Vive le roi!" からきている。
One minute I held the key
Next the walls were closed on me
And I discovered that my castles stand
Upon pillars of salt and pillars of sand
鍵を手に入れた瞬間、
周囲の壁が迫り
私は悟った
自分の城は塩の柱と
砂の柱の上に建っていたのだと
*close on すぐ近くに
*next a 次の; 最も近い, 隣の ad 次に, それから.
*discover 発見する, 見つける; 気がつく; 分かる
*pillars of salt 塩の柱 ≧ソドムに住むロトのもとへ天使が派遣され、ソドムが滅びることを伝えたため、ロトは夜が明ける前に妻と二人の娘を伴って脱出する。しかし、逃げる際に「後ろを振り返ってはいけない」と言われていたのにもかかわらず、ロトの妻は後ろを振り返ってしまい、「塩の柱」となってしまう。ロトは洞窟に逃れ、二人の娘にそれぞれ男子を産ませるのでした。なお、『砂』に関係するものとして、「私のことばを聞くだけでこれを行わないものは皆、砂の上に家を建てた愚かな人に似ている。(マタイ福音書7-24)」があります。
I hear Jerusalem bells a ringing
Roman Cavalry choirs are singing
Be my mirror my sword and shield
My missionaries in a foreign field
For some reason I can't explain
Once you go there was never, never an honest word
That was when I ruled the world
エルサレムの鐘が鳴るのが聞こえる
ローマ軍の騎兵たちが聖歌を歌っている
私を映す鏡になれ、私の剣にそして盾になれ
我が宣教師たちは異国の荒野にいる
それは私には説明のつかない理由のためだ
そのころは正直に語られることはなかった
それは私が世界を支配していたときのことだ
*cavalry 騎兵(隊)≧ローマ軍がキリスト教の聖歌を歌うことがあるのだろうか?少なくともイエスが生きていた時代にはなかった。
*choirs 聖歌隊
*mirror 鏡; 忠実に映すもの >>『私』を体現せよ、あるいは映すものになれという意味かしら?*Once you go there was never, never an honest word 時制が理解できない。全部の詞が難解だけど、この部分の訳は特に難しい。
*missionary 宣教師
It was the wicked and wild wind
Blew down the doors to let me in.
Shattered windows and the sound of drums
People couldn't believe what I'd become
邪悪で荒ぶる風が
私を招き入れるためにドアを吹き飛ばした
打ち壊された窓とドラムの音
人々は私がどうなるのか
思いもよらなかった
*wicked 邪悪な、罪深い
*shatter 打砕く; こわれる
Revolutionaries wait
For my head on a silver plate
Just a puppet on a lonely string
Oh who would ever want to be king?
革命家たちが待つのは
銀の皿のうえに載せられた私の首だ
たった一本の糸で吊られたあやつり人形
王になりたい者などいやしない
*revolutionary 革命の; 革命家
*head on a silver plate ≧ 洗礼者ヨハネに恋をしたサロメだったが、ヨハネは、彼女の誘惑を一切拒絶したのだった。サロメは、彼女に夢中であった義理の父に懇願され、「7枚のヴェールの踊り」を舞った際に、その褒美としてヨハネの首を所望した。ヨハネは首を刎ねられ、その首は銀の皿に載せられて、サロメのもとへと運ばれた。サロメはその首にキスをするのであった。(オスカー・ワイルドの「サロメ」から。聖書の記述は少し違う。)
*puppet ≧イエスが十字架にかけられると、まだ昼なのに空も大地も暗くなってしまった。午後三時ごろ、イエスは大声で叫んだ。「わが神、わが神、なぜわたしをお見捨てになったのですか」と。(マタイによる福音書27章45~54節)
I hear Jerusalem bells a ringing
Roman Cavalry choirs are singing
Be my mirror my sword and shield
My missionaries in a foreign field
For some reason I can't explain
I know Saint Peter won't call my name
Never an honest word
But that was when I ruled the world
ooooo ooooo ooooo oooooo ooooo
(repeat with chorus)
エルサレムの鐘が鳴るのを聞け
ローマ軍の騎兵たちが聖歌を歌っている
私の鏡になれ、私の剣にそして盾になれ
我が宣教師たちは異国の荒野にいる
それは私には説明のつかない理由のため
私は知っている
聖ペトロが私の名を呼ばず
決して正直に言わないことを
だがそれは私が
世界を支配していたときのことだったのだ
*Saint Peter > 使徒ペテロはこう説教した。「主の名を呼ぶ者は、みな救われる。」と。『使徒言行録(使徒行伝) 第2章17-21節』
しかし、イエスが大祭司の前で連れ出されたとき、ペテロは一人の召使の女に問いつめられ、イエスなど知らないと言ってしまう。その後も、ペテロはイエスの名を口にすることを恐れ、問い詰められるたびに、結局三度も、そんな男など「知らない」と、イエスを否認することとなる。『マルコ福音書』
*honest 正直な, (陳述・記載が)偽りのない