長年住まわせてもらっている我がマレーシア
SARSやH1N1そしてヘイズなど、いろいろあったけどロックダウンなんて事態初めて
SNS進化の副作用で、不安を煽るだけの無駄な情報も多く「落ち着こう」と自分のiPhoneに向かって呟く。いかに正確に必要な情報を飲み込めるか鍛錬の日々。試されている感もある。
でも眉間にシワを寄せてニュースばかり見ていても疲れるので、今日はちょっとほっこりするお話を
昨年の11月末に次女と行った台湾の台中にある目の覚めるようなカラフルな
『彩虹眷村 レインボービレッジ』
このカラフルな彩虹眷村の誕生には心温まるエピソードがあるのでブログでもシェア
〜 現在97歳の黄永阜おじいさん。香港出身だが、若くして人々が平等そして助け合いの精神で暮らす独特の文化がある台中市の眷村に落ち着きました。
しかし、2008年頃に再開発区になり取り壊されるという話が出てきます。その頃におじいさんは素人ながらペンキで家の前の灰色のコンクリート壁に絵を描き始めました。
ある時台湾人の学生が取り壊しの計画を聞き、村を救おうとネットで呼びかけました。すると、台中市の市長へたくさんのメールが届けられ、芸術を愛する当時の市長は2010年9月に自らここを訪問。
おじいさんの絵で色彩豊かに生まれ変わった眷村に感動して、この村を再開発計画から外し残そうと約束してくれました。 〜
An elderly man started painting a small residential area in 2008. The area was actually planned to be demolished, however, a local univ. student saw his awesome paintings and started sharing the story & fundraising to save the village. The colourfully painted houses attracted lots of people. Finally Taiwanese government had given up to knock it down. Yes, Rainbow Grandpa now 97 years old, has saved this village by his wonderful and meaningful paintings!
複数のサイトからストーリーを抜粋して要約。
素人意訳ですのでわかりにくかったらすみません
おじいさんは時々ここに来て、世界中からやって来るファンとツーショット写真に収まったりサインをしたりしているそう。私達の訪れた日はいらっしゃらなくて残念
『武器ではなく絵筆を取って』行政を動かしたというおじいさんに痺れた。この素敵な村は今も大勢の人に愛されている。
今はコロナ感染拡大の1日も早い収束を願うばかりだが、また平和な日々が戻って来たら、ひとりでも多くの人がこの村を訪れて笑顔になれたらいいなと思う。