引越してからもうすぐ1ヶ月が経とうとしている。
ようやく小さなバルコニーで休日のブランチを楽しめるようになった。
大学まで実家の一軒家暮らしで、その後の東京やロンドンでの一人暮らしでは、バルコニーのある生活はかなわなかった。
マレーシアで3回目の引越しで、(コンドの敷地内にある人工の)小川のせせらぎが聞こえる広いバルコニー付きの物件を見つけた。 友人達にも大好評だった。
しかし幸せな日々は続かず、やっぱりここはマレーシアとは言いたくないが、小川はすぐに永遠の『修理中』へ。
今のバルコニーは決して広くないが、夕方にはこんな顔を見せてくれる。
キッチンで晩ごはんの用意をしている時にフッと顔を上げると、キレイなオレンジ色の空が見える。
「う〜ん、悪くない。Not bad, not bad at all...」
なんてブツブツ言いながら、バルコニーのあるフツーの毎日に感謝する。
ありがとう。