私の韓国語学習法 | be happy

be happy

旅行と食べ歩きが大好きなソウル在住会社員の日記。
韓国ソウルのお出かけスポットとグルメ情報を中心に
お届けします。(^0^)/

韓国観光公社 在韓日本人ネットワーク ブログ記者団
7月のテーマ記事、もう一つは・・・
「私の韓国語学習法」です。

え~私が韓国語を勉強し始めたのは大学2年生の頃なので
10数年前になってしまうのですが
そして、語学堂に通っていたのは、交換留学生の時なので、
これまた10数年前の話になってしまうため、語学堂での話はせず、
元語学教師としての視点から、韓国語学習法についてお話ししようかなと思います

私は日本と韓国で10年ほど日本語教師をしていました。
訳あって、今は会社員をしていますが・・・

今まで何千人と教えてみて、語学が得意な人の特徴というのがやはりありました。
語学を習得するには動機が必須なので、動機があることを前提に読んでくださいね~。

特徴① 柔軟性がある

頭が固くて、ルールばかりとらわれてしまう人はなかなか伸びません。
一番大変だったのは、ソウル大学出身の人やソウル大学の学生。
先生に「どうして、これはこうなんですか?」と質問攻撃をし、
会話のほうは全く・・・という方が多かったです。
テストはもちろん高得点でしたけどね~。
もちろん、語学にはルールがたくさんあるんですが、それにとらわれず、
場面に合ったフレーズをそのまま覚え、使うことが上達への近道です

特徴② 耳がいい&歌がうまい

きちんと音が聞き取れること、つまり、相手が何と言っているのか
理解できることに繋がります。
音を聞き分けられる音感がある人に歌が上手い人が多く、
そういう人は、発音がとてもきれいでした。
日本語、韓国語に関わらず、そうでしたね。

特徴③ ドラマ、映画、アニメをよく見ている

初級のクラスなのに日本語がペラペラという学生に本当によく会いました。
彼らに「どうしてそんなに上手なの?」と聞くと、
みんな「いつも日本のドラマを見ているんです。」という答えが返ってきました。
私も韓国語を勉強していた当初はドラマをよく見て、フレーズをそのまま
覚えたりしていましたが、彼らを見て、ドラマなどの映像はよい教科書なんだな
と改めて思いました。

他にもいろいろあるんですが、ざっとこのくらいにして、
では、上達するにはどうすればいいのか?です。
韓国語を学んでいる人のほとんどは「会話が上手になりたい」
のではないでしょうか?

会話というのは・・・「相手の話を聞く→自分の考えを返す」という
やりとりの繰り返しです。

まぁ、聞けるようにならないと、どうしようもないんですが・・・
基礎的な勉強はさておき、上達するにはドラマやテレビ番組を利用する方法が
やはりベストです。

日本で勉強されている方は、字幕があるので、聞き取ってメモして、覚える
やり方がいいと思うのですが、
韓国で勉強されている方は、日本語字幕がないので、韓国語のテロップを
書き取って、辞書を引くというやり方もできますし、聞き取ったハングルを
辞書で引くというやり方もできると思います。

そんな感じで、覚えたフレーズを韓国人の友達と話す時に使ってみる。
使い方がおかしかったら、友達が直してくれる(中には面倒で直さない人もいるので、
おかしいところがあったら直して!と言うようにしましょう)ので、
韓国人の友達は本当によい先生だと思います。

勉強する→勉強したものをネイティブと話す時に使う。
それをひたすら繰り返すことで、どんどん上手になるはずです

今の私は・・・仕事で韓国語を使っているんですが、
仕事で使う韓国語のフレーズは周りの人が使っている表現を覚えて、
使うようにしています。

ま、会話の一番大事なポイントは「空気が読めるか」なので、
空気が読める人は、言葉が全くわからなくても「相手はこう言っている」と
状況判断でわかると思います

長々と書きすぎてしまいましたが、これ以上書いたら、1冊の本になってしまいそうなので、
最後に一つだけ。

TOPIKの学習法です。

今年からTOPIK(韓国語能力試験)が新しくなるそうですが、
試験対策の勉強はとにかく過去問を解くことです。
試験に慣れることで、本番の時も楽ですし、傾向もわかるので、
ひたすら何度も過去問を解くのが一番です。

新しいTOPIKの場合、まだ過去問がないので、もう少し経ってから
受けたほうが試験が安定してよさそうですけどね。

TOPIKは作文があるので、その対策は韓国人で作文が得意そうな人に
お願いして特訓してもらうのがいいと思います。
この方法で、私はやっと6級合格できました・・・。

image

以上、私の韓国語学習法(語学学習論?)でした