三池監督のバイオレンスPG12映画。
1963年の映画をリメイクされてます。

なんと言ってもキャストが豪華過ぎですね

○13人の刺客○
島田新左衛門(御目付七百五十石):役所広司
島田新六郎(新左衛門の甥):山田孝之
倉永左平太(御徒目付組頭):松方弘樹
三橋軍次郎(御小人目付組頭):沢村一樹
樋口源内(御小人目付):石垣佑磨
堀井弥八(御小人目付):近藤公園
日置八十吉(御徒目付):高岡蒼甫
大竹茂助(御徒目付):六角精児
石塚利平(足軽):波岡一喜
平山九十郎(浪人・剣豪):伊原剛志
佐原平蔵(浪人・槍の名手):古田新太
小倉庄次郎(平山九十郎の門弟):窪田正孝
木賀小弥太(山の民):伊勢谷友介

○明石藩(敵)○
松平左兵衛督斉韶:稲垣吾郎
鬼頭半兵衛(明石藩御用人千石):市村正親
間宮図書(明石藩江戸家老):内野聖陽

○その他○
牧野靭負(尾張家木曽上松陣屋詰):松本幸四郎
牧野妥女(靭負の息子):斎藤工
牧野千世(妥女の妻):谷村美月
芸妓お艶・山の女ウパシ(2役):吹石一恵
三州屋徳兵衛(落合宿庄屋):岸部一徳
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう、渋滞しまくるわて。
豪華すぎて画面が騒がしい(笑)

PG12というだけあって、表現が生々しかったり、苦い顔になっちゃうシーンも多々あるんですが。
とりあえず、私的には同時に借りてる『続続・三匹が斬る!』の延長で借りた時代物ですから←全然テイスト違いますけど(笑)

13対300なので、もう殺陣がどうたらというよりも『がむしゃらに戦う』を優先されたようです。
そりゃそうですね、綺麗な殺陣も良いですが状況的にそんなん気にしてる場合ではないです。
自分が負けないためにどんな事してでも斬りまくらないといけないというリアルを追求されたようで。
なので、るろうに剣心のような『魅せる戦い』という感じではなく、本気の戦いという感じです。

だが!!!

やはり出ちゃうんですよー。
だって
『松方弘樹だもの』みつを
松方さんはがむしゃらになったってクソ綺麗な殺陣なんだよ(笑)
1人だけキラッキラに輝いてるんですけど。
『殿感』ビシバシw
もう隠せませんよ、松方さんの品のある剣技は。

そして、役所さんもどういう戦いかと見てましたが、やはり、松方さんや高橋英樹さんのような『殿』というより『浪人寄り』ですね(笑)
まぁ、千石のように荒々しい事はありませんが、安定の役所さんでした。

個人的に古田さん好きなんで、13人の中に居てくれて良かったです。
六角さん、メガネかけてなかったから気付くの時間かかりました(笑)

もう、他にもキャスト豪華なんで全員突っ込んでいきたいんですが、もう行数半端なくなるんで、後1人だけ。

稲垣吾郎!!!
笑ってはいけないで『大きなイチ○ツを下さい』と衝撃的な大役をやりきった、元SMAPのゴローちゃん!!!

あまりドラマとか邦画も見ない方なので、ゴローちゃんが俳優業で評価されてるのは聞いてましたが、ほんとこの方は!!!と今回知らされる事となりました。
元アイドル、元SMAPという色眼鏡をかけてましたが、この人ヤベェ!!!

今回、ゴローちゃんの役って
超絶ゲス野郎
なんです。
もう、胸くそ悪くなり過ぎるくらいの外道なんです。
が!!
見事な快演、怪演です!!!

逆にここまで演じちゃって大丈夫?と無駄な心配するくらいイメージ悪くなりそうな感じ。。

俳優・稲垣吾郎には、本当にビックリさせられました。

あ、気になった事と言えば、伊勢谷さんの頑丈すぎる山の民役なんですが、木で頭ボコっても『ん?』みたいな超人で。
まぁ、その調子なら最後の方まで残るかなと思ったんですが途中、ゴローちゃんに小刀投げられ首に刺さり、斬られてビクビクしてたんです。

ああ、やはり首にやられると流石にアカンか。
と思ったら最後ピョンピョン跳ねながらケロッと出てきたんですよ。

『え』

てなりました。
それは。。流石に無理があり過ぎるかと。。
そこだけ、ちと引っかかりましたw

しかしながら見応え沢山!
お腹いっぱいです!
とりあえず、グロ表現必須なんでご注意を。、

その後見た、三匹が斬るの平和たるや(笑)