四十を前にお利口さんから脱却し、毒親である母親の相手をしないと決めた私だったが。
何というか、、役割というか、運命というか。
そうすることが決まっているというか。
何でしょうね、コレって。
とりあえず、前ほどは実家に行ったりとかいうのは無く、行っても外食してその後長居せず、数時間居て帰るという風にシフトチェンジしていった。
だが、前から母親の緑内障が進んでいて、片目は殆ど見えて無く、もう片方もだんだん見え辛くなっていると聞いていたが、結構その割にセカセカと外出もするし、習い事も行ってるから気にしてなかったんだが。、
また見え辛くなって眼科へ行ったときに、大学病院に行ってみるよう言われ、結果、殊な緑内障の「色素変性症」というものらしく、遺伝性のあるもので、親戚に症状が進んで見えなくなった人も居たらしい。
私の叔父さんにあたる人もソレらしいのだが、母親よりも症状は軽く、まださほど困っていないようだ。
症状的に、視界がどんどん黒いものに覆われて狭くなっていく感じらしく、片方はほぼ全滅。
もう片方も徐々に視界が狭まりつつあるらしい。
そして、「障害者の認定をしてもらうよう」と勧められたので、手続きをした。
叔母さんとかは、そういうの詳しいので「認定は厳しいよ」とか言ってたから、認定されても低い方だろうと思っていたら、なんと二番目に悪い2級が認定された。。。おぉぅ、。、
そんだけ高い級認定されるてことは、それくらい困っているということか。。
折角、毒親を切り離そうと決意したのに何だよ。。
更に追い打ちをかけられ、兄貴の借金問題が悪化したことを嫁から聞くことになる。。、
何やってんだよ、、このクソ兄貴がっ。。
母親の世話もろくにしねーくせに、自分のしたい事ばっかやって挙げ句借金で自分や家族の首絞めやがって。。
嫁も年に一度も挨拶に来ねーくせに、こういう時だけ「どうにかしてください」とかメール来たらしい。
呆れる。
お前ら夫婦だろーが、自分たちでどーにかせーよ。
一緒に住んでんならまだしも、都合のいいときだけ連絡してきて「どうにかしてください」だと?
逆に身体障害者である、バーサンこそ「どうにかしてください」って言いたいだろうよ。
ほんと、自分勝手なヤツらばかりだな。
そんなこんなで「絶対、金を渡すな!」と口を酸っぱくして母親に言ったんだが。、
「これが最後」って渡したらしい。。
年金も生活出来ないくらいしか貰えてなくて貯金切り崩して生活してる母親に、よくもまぁ、そんな恥ずかしいことが出来たもんだ。
こういうクソ野郎が居るからこそ、反面教師でまともに生きてこれたんだと思うと感謝せなアカンのかもしれんが、
誰が感謝するかボケが。
良い子ちゃんは卒業したかったのに。。
つかの間の不良でした。
障害者認定され、兄貴に絶望した母親を、これ以上突き放して悲しませて何になるだろう。、
毒親として、私の人生をずっと阻んできた母親。
恨んでも恨んでも足りないほどの母親。
けど、周りを見回したら、手をさしのべられるのは私しか居なかった。
クソが。
とも思うが、これが私の運命なんだろう。
逃れられないものなんだろう。
どんな母であれ、その母から生まれてこなければ、チビも居なかった訳で。
人生とは、上手くいかないもんだな