うみんちゅ!

晴天が続き、とても暖かい日が続いております。

しかし、ニュースでは「吾妻山の噴火警戒レベル下がらず除雪できず、磐梯吾妻スカイライン 10連休も通行止め」という、同じ日本でもこんなにも気候が違う事に驚きを隠せません。

先日、北海道で「25度!」とかって福岡より暖かかったりしてたのに、もう何が何だか分かりませんね。。地球が心配です。

 

新年度が始まり、息子も新しいクラブが決まりました。

今年は「囲碁・将棋クラブ」です。

 

我が家の保育園では、囲碁の先生が年中さんから囲碁を教えてくれます。

そして、年長でグングン成長し、小学校に入ってからは改めて入会という形で放課後に保育園で教えてくれていました。

 

息子は成長が早かったみたいで、先生から年長の時に「保育園後に習いに来たら?」と言われ、小学校からしか入れないと思っていたので、保育園の時から入る子は今まで見たことなくて。

年長から入会して小学生のお兄ちゃんやお姉ちゃん達と肩を並べて習っていました。

小学生になってもそのまま続け、暫くした時にだんだんとスランプ時期に入り、全然勝てなくなってきました。

 

年長の時は小学生の年上の子にも勝てたりしていたのに、今度は同年代の子に負けたりしてきてプライドが傷ついたのか??

本人しかそこの所分かりませんが、いち早く自分の壁を知ることになりました。

 

しかし私もそうですが、大人でも囲碁が出来ない人は多く、私も何度もルールを聞きますが全然上手く出来ません。(将棋やチェスは出来るんですけど。。)

そんな大人でも難しい囲碁を、こんな小さい子が出来るというのは凄いではないか!と思うので、私的には続けて欲しかったんである。

 

しかし、スランプが続き、本人の自信もどんどん無くなっていき。

調子良かった時に認定会で10級を習得したんです。

先生的には12級か?それも難しいか?という事でしたが、奇跡的に勝ち続け10級を認定され、そのまま上り調子になるかな?と思ったんですけど、やはりそんな上手く行きませんで。

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そして、また囲碁のイベントで何勝かしたら級も上がるし、出て見ないか?と先生からお誘いがありまして。

もう息子は行きたくない所まで行ってたのですが

「とりあえず行ってみよう?級上がるかもしれないし!」と参加したのでした。

 

やはり連敗していき、どんどん気持ちも落ちている時に、それは起こりました。

そこで勝敗を登録したりする係の方、囲碁協会とかの関係者の方と思うんですが。

負けが続いている息子の表を見て

 

「そんなに負けてたら、10級取り上げるよ」

 

と、言ったのです。

この言葉で、息子は囲碁をやめました。

 

息子的に囲碁を嫌いになった訳ではありません。

しかし、囲碁を続けるのを完全にやめたのは、大人の心無い一言です。

 

それは、言われた後にすぐ息子が「もう帰る」と言って、まぁ、何回戦するかは自分で決めていいよと言ったので、もう満足したのかな?と思って帰ったのである。

 

しかし、帰ってから息子に「あの時、こういう事を言われた」と聞いて

ハラワタが煮えくり返る思いでした。

 

どんなに私が慰めようが、彼の心の傷は癒える事はない。

 

その言った本人は「悪気は無かった」のかもしれない。

息子にハッパをかける為に言ったのかもしれない。

 

しかし、結果的に息子はその一言が決定打で囲碁をやめた。

 

 

遊びの延長というかクラブで気軽にやるくらいなら、息子もリハビリ的に良いんじゃないかなと思うので、一年間また囲碁を楽しんでくれたらなと思います。