受験生とのやりとりの中で思うことは、
「本当の気持ちと向き合っていない」
「現実と向き合っていない」
ということです。

本当は勉強なんてやりたくない。
数学が嫌いだ。やりたくない。
受験なんて意味があるのか?
周りがやっているからやっているだけ。自分の望みではない。

という気持ちがありながらもそれに気付かないふりして勉強を続けるとどうなるか。



テストを受けることをできるだけ避けるようになる。
勉強をやったふりだけつづけるようになる。
周りからは勉強を頑張っている風に見せかける。(でもばれている)
成績が上がらない。
志望校を下げる。
受験自体が自分の道ではないと考える。
自分以外に責任を押し付ける。
プライドばかりが高くなるが、本当は今の自分がとても嫌い。


このような負のスパイラルへと進むことになります。





まずは現状と自分の特性を見つめ、受け入れることです。

ダメな自分も、怠け者な自分も、数学が嫌いな自分も一旦は受け入れることです。

そして、

「なぜそうなのか?」「改善策は何か?」と頭に汗して考えることです。



私は中学時代サッカー部でした。ですがとてもへたくそでした。
もう周りが笑っちゃうくらい。なんでお前がサッカー部なの?と思われるくらい。

でもサッカーが好きでした。

とてもへたくそな私はそこで「どうしたらうまくなるか?」を考えました。

当時まだ中学生ですからみんな左足でのプレーが苦手でした。
ですからできることなら右サイドでプレーしたいと思っています。

そこで私は左がうまくなれば自分にも活躍するチャンスがあるのではと考えました。

それから毎日、朝練で左足の訓練です。
トラップ、遠距離のキック、ドリブルなどで左足を中心に使うことをやりました。

また、私にはフォワードの才能がなかったためできるとしたらバックしかありません。
花形のポジションには向いていませんでした。ボールさばきもセンスも皆無でしたから。

そこでバックとして自分にできること。
それは相手の動きを見て、相手にボールを持たせないようにすることでした。

常に相手のパスコースを見て、それをいかにカットするかだけを考えました。



その結果、相手のパスコースを塞ぎ、パスカットをしっかりする。

左足で前の選手にボールをパスする。

という流れができました。

こうしたことで試合に出させてもらうチャンスも増えました。




ここで大事なのは、
「どうしたらうまくなるか?」を考えるためには、
「今の自分を受け入れること」が前提になるということです。

ジブンを受け入れられない人ほど、先へ進めないのです。
結果、今の自分を維持することになり、ますます自分が嫌になります。


まずは自分を受け入れて下さい。
それでいいんです。誰しも出発点は未熟なものです。