自分が主役だというのに、夢を見ているみたいな不思議な感覚のままでした。
とてもとても冷静な私。
“隣のベッドにいるお母さんはちゃんと寝れたかな?”
“お父さんとお兄ちゃんは起きれるかな?”
“今頃レンタカー組は出発しているのかな?”
“みんなちゃんとバスに乗れるといいな”
“彼も朝から忙しいんだろうな”
そんなことばかり考えながらぼんやりしていると、
いつの間にかお母さんも目が覚めたようで、ゴソゴソ起き出しました。
2人でなんとなくテレビを見て
簡単に支度をして
ホテルの朝食へ

私たちはペラペラおしゃべりしながら歩いていましたが
すれ違う方、
すでに食事をとられている方、
9割が作業着の方でした。
そうです。
福島県内には、
今も必死に復興作業に取り組まれている方も
自宅に帰れず避難している方も
まだまだたくさんいるんです。
聞いてはいたものの
浮足立っていた気持ちも当然ありましたから、
また少し冷静になって
淡々と食事をとりました。
そして。
明るい私になるのは式場に着いてからにしようと
漠然と思いました。
睡眠6時間


体調万全


寝グセ最高潮


そんな絶好調の私は、
お母さんと一緒にタクシーへ乗り込んで式場へと向かいます…

