50代、親を送りながら自分の老後を考える
親の老いを支えながら、
ふと、自分の未来が怖くなる時がある。
病院の付き添い。
介護の手続き。
施設探し。
お金の不安。
親の感情の波。
気づけば、自分の人生より、
「親をどう支えるか」を優先して生きていた。
でも、ある日突然、
胸の奥から湧いてくる。
「私は、誰に支えてもらえるんだろう」
独身。
子どももいない。
親族はあてにならない。
兄弟とも距離がある。
友人にも弱音を吐けない。
そんな人々を30年以上も医療現場で見てきた。
私は、様々な人々をケアする側の仕事をしている。
なので、頼ることがどうも苦手のようだ。
そんな毎日で、時折
“このまま一人で老いていくのかな”
と不安になる。
でも最近、
少しずつ思考を変える練習をしている。
私はずっと、
「ちゃんとしなきゃ」
「一人で頑張らなきゃ」
と思って生きてきた。
でも、それを続けるほど、
未来が苦しくなっていった。
だから今は、
“老後を耐えるもの”ではなく、
“これからの人生を楽しむ準備”
として考えるようにしている。
そこで始めたのが、
「ハジサン」。
“人生は体験だ”
をテーマに、
小さな「初めて」を増やすこと。
行ったことのないカフェ。
一人散歩。
知らない街。
新しい服。
初めての習い事。
スマホで写真を撮る。
気になっていた場所へ行く。
そんな小さな体験を増やしていくと、
少しずつ、
「老後が怖い」より、
「まだ人生に楽しみがある」
と思える日が増えてきた。
不安は、
完全には消えない。
でも、
不安だけを見て生きるのと、
“小さな楽しみ”を持ちながら生きるのでは、
心の景色が変わる。
そして、
生活のあり方も少し変え始めた。
全部を一人で抱えない。
便利なサービスを使う。
頼る。
人とゆるくつながる。
無理に家族だけに期待しない。
「助けてもらう練習」
も、これからの時代には必要なのかもしれない。
仕事柄、いろんな老後を見てきた。
子どもがいても孤独な人。
家族がいても苦しい人。
逆に、
血のつながりがなくても、
仲間と笑って暮らしている人。
だから最近は、
“幸せな老後”って、
家族構成ではなく、
「どう生きるか」なんだと思っている。
50代は、
終わりに向かう時期じゃなく、
“人生後半の生き方を作り直せる時期”。
今まで誰かを支えてきた人ほど、
これからは、
「自分を楽しませる」
を始めてもいいのかもしれない。
今、
同じように不安を抱えている人いますか?
一緒に、
人生後半の「ハジサン」を
始めれたら幸いです。