天文台(観測所)建設計画(大げさ〜!)
に向けての「回顧録・その3」は

この先で書く事として、今日の
天文ガジェットネタは ブロガー
さとしんさんのB級魂を見習って、

高級天文カメラでは無く、簡単に
手に入りやすいカメラでの天体写真
チャレンジ。。。

スマホで撮る星々を掲げていますが
もう一つだけ気になるガジェットが
前から有ります。

最近は動画配信も普通になり、その
動画を撮るカメラもコンパクトで
価格も安くなって来ました。

そこで、惑星を撮るメンバー達の
高価な天体専用カメラ ↓

では無く、アクションカメラを
使って撮ってみよう!の備忘録

手にしたのはamazonのセールで
出ていた、MUSONと言う会社の
4Kカメラ。(上のカメラ価格で
これが9個も買える…)
4Kといっても今のコンパクトカメラ
の4Kは1080フォーマットを4Kサイズ
に広げたナンチャッテ4K

では何に拘るかと言うと、以前から
記事にしている受光センサーの
1ピッチのサイズ。

大きければ大きいほど、光と色を
沢山取り入れられるし、懐が深い
から 再現力が豊。

このMUSONのセンサーは定評のある
SONYのCMOSセンサーIMX175で
800万画素ピッチ1.4μmと、現使用の
AndroidスマホLG-G5カメラのピッチ
1.12μmよりも大きい。。。

先の天体専用カメラよりはピッチが
小さいけど、その分は画素数で
まかない、倍率が低い望遠鏡でも

細かな惑星模様が得られるのでは?
との目論見です。

先日届き、早速分解改造です。
ピックを使ってフロント面を外す。

レンズ周りリングもピックなどを
挟んで外します。

四隅のネジも外し。。。

中を引っ張り出すと
バラバラに成ります。

CPUはmsc8328Qと言うタイプ ※1

(msc8328にはPとQの2タイプ有り)
Qは DDRMが 128Mの様ですね。

基盤からネジを外してカメラ部を外す.
(IMX175では無くIMX179センサー⁉︎)

レンズとCMOSセンサーはM12×0.5
と言う規格のネジ式スクリューで
マウントされています。

カメラはピントがズレない様に
接着剤で固めてあるのでカッターを
使って接着剤を剥ぎ取ります。

レンズを外した所。
左がSONY-IMX179センサー
右がレンズ底面のIR-cutフィルター
(CMOSセンサーも赤いと言う事は
IR-cutコーティングがして有るかも?)

これでレンズの取り外しが出来る様に
成りましたから、望遠鏡のレンズで
ピントも合わせられます。

あとは外した工程を戻れば元通り。

レンズ周りのリングは邪魔なので
暫定で外したまま。
最初からのレンズを付ければ
アクションカメラとしてもそのまま
使えます。(ピント合わせは必要)

さあこれを使って 惑星の拡大写真を
動画撮影から撮ってみるつもりです

が、

生憎の秋雨の時季。また惑星も
この後の季節は 早くに沈んでしまう
から、テスト撮影が出来るかどうか…

※1 このCPUが、いつも話題にする
映像エンジンです。
受光素子の光を画像として画面に
表す心臓部。
このCPU良し悪しで写真、映像の
美しさが決まります。
折角CMOSセンサーの性能が良くても
ここがチープだとセンサーが 猫に小判
と なってしまいます。
msc8328Qが良いCPUなのかは
まだ不明。。。(^^;;

以上、天体観測所DIYの前振り記事〜