先日もネットの記事から話題に
しました、同面積での画素子の
ピクセル数問題。

画素数が少ないと1ピクセルの
単位面積が広くなり、光を
取り込む能力が上がり、

暗い時の撮影が有利になる。
との定義を載せました。

これは 星を写す冷気CCD(CMOS)
カメラでは昔から言われていた事
なのですが、感度が上がる分、

素子の能力を超えてしまい、
若干の弊害も生まれます。

光の3原色はR(赤)G(緑)B(青)から
構成されています。この3色が
均等に光ると白の色になります。
(このバランスから色が再現されます)

カメラのカラー受光素子もこの
3色各色の素子が組み合わされて
ひとつの(1ピクセル)素子を作り
出しています。

先の素子の面積が広くなり、
感度が上がった素子ですが、
感度が上がった分、素子の受光の
能力を超えて、3色全ての受光容量が
Maxに成ってしまいますと、

RGB3色の明るさが均等に成り、
色が「白」になってしまいます。

すると、折角の夜景や星の色が出ず、
白の表現にしか 成りません。

ここが、感度が良くなっても写真の
再現性、美しさが損なわれてしまう
悩ましいところなのです。

先の新スマホ SONY Xperia XZsの
カメラレビューの中、iPhone7plus
との比較写真でも その現象が
観て取れます。

ITmedia Mobileさんの記事内の
写真から拡大して、この現象を
比較写真にしてみました。

  • ITmedia Mobile

SONY Xperia XZsカメラ
{3C5C8F61-1D63-4BCD-900E-0E7E5CD87E02:01}
©ITmedia Mobile

iPhone7 plusカメラ
{A37DDE4E-8E1B-4F0A-B46E-0A6073F9244A:01}
©ITmedia Mobile

{0DE34C7F-D073-4FC4-8F54-6CCEDA9FA994:01}

画素数が少なく、感度が上がった
Xperia XZsですが、その分
各階部屋の光源の色が白く飛んで
しまっています。

iPhone7plusの方は 窓の明るさは
暗い感じになりますが、その分
光源の色が出ています。

この感度と色情報のバランスに
ついては 明るさ(輝度)の情報と
色の情報を別々に記録して、

写真として現す時に合成再現して
やると、感度を上げながら、色も
再現出来る様になります。
(天文台や天体冷却CCDはこの
原理で写される事が殆どです)

最近のカメラは 2個のレンズを搭載
していますが、唯一HUAWEI社の
HUAWEI P9 スマホカメラは
この輝度情報用モノクロカメラと
色情報用カラーカメラで撮り分け、
画面に表示する写真として最終的に
合成再現しています。

iPhone plusのデュアルカメラも
この方式に成るのかと 期待して
いましたが、近距離、遠距離の
撮り分けのカメラレンズで、
残念でした。

さて、画素数と感度の駆け引きが
悩ましいスマホカメラですが、
各社 中々侮れないスペック
ですので、能力を使い切る
写真を写せる様に これからも
考察して行きたいと思います。