人間の目(脳)は 寛容で、明るい所と
暗い所を同時に認識しています。

ところが 写真(デジタル画像)は
フィルム(受像素子)の
認識(記録再現)の
範囲が、(ラチチュード、ダイナ
ミックレンジ などと言います) 
人間の目の範囲とは 比べものに
ならないくらいに狭い為、
1枚の写真(画像)の中では
中々 再現しきれません。

印画紙の時代は 焼き付ける時に
部分的に光を覆ってやり(覆い焼き)
快調を整える技術が有りました。

デジタル画像は どうでしょう?

カメラソフト(アプリ)や
写真表示ソフト(アプリ)には
「明るさ、コントラスト、彩度」
の簡単な 3つの調整機能が付いて
いますが、この機能だけでは 中々
目で見た感じに近づけられません。

昨夕 母と街の屋上で見た風景
{6737D412-9C9D-4B59-88B6-F60957D5E3BD}
(元画像)

目では 手前の建物も明るく、色も
見え、雲と街の対比が綺麗でした。

これを「明るさ」だけの調整で
手前の建物を明るくすると
{3424AF5D-3E7A-4D0A-8DEC-7AE92A0EEB6A}

雲は 明るくなり過ぎ、全体的に白く
色が飛んでしまいます。

そこで、画像の部分的な快調を
整える、トーンカーブと言う調整が
出来るソフト(アプリ)を使います。

すると、
{5D82D11E-73CA-4D2D-BE3E-1EF1073F563F}
(元画像)

{D2F802B4-9513-4976-A2AF-D90CF0783206}

雲の快調も柔らかく、手前の建物の
濃度や色も再現され、目で見た感じに
近づけられます。(合成とは違います)

どうでしょうか?
(元画像の方が メリハリがハッキリ
していて派手に見えますが、
目で見た世界とは違うのです…)

実は 僕がiPhoneにこだわるのは
搭載カメラや 液晶画面表示の派手さ
は 無いものの、この階調の表現が
目に違いと感じるからなのです。

さて、理屈っぽい長文となりました
ので、奥が深いトーンカーブのお話は
またの機会にでも と致しましょう…