子ども達に 初めて 大きな動物を
飼わせたのが、ネザーランド系の
ウサギ。その毛色と 響きの良さから
子ども達は 帰りの車の中で、直ぐに
「クリーム」と名付けて。。。
動物が好きな母も、クリームの事を
遠巻きに可愛いがり…

子ども達が 雲隠れするも、大好き
だったクリームは 足手まといだった
のか、私と母が寂しく無いようにと、
妻の最後の思い遣りだったのか、
この子だけが残って。。。

気落ちした母は 遠巻きながらの癖は
抜けないながらも、クリームに
子ども達の姿を重ねて、可愛いがり
続けて。
措置に遭っている時も「クリームは
元気にしてるかい?」と連絡をして
来て。元気と伝えれば それはそれは
喜び、安心して電話を切ると言った
具合で…

僕も 子ども達の忘れ形見の思いを
募らせて、帰宅する気持ちの温かさ
に繋がっていて…

10年を経て、老衰で力も無くなり
ながらも、日々を懸命に繋いでいる、
そんな大切な クリームを 僕の
気の緩みから 看取ってやる事も
出来ずに死なせてしまって…

直後に 施設に居る母からの いつもの
「クリームは 元気にしているかい?」
の問いに、母を愕然とはさせられなく
「うん、元気にしているよ。」と、
嘘をつく事しか考えられられなくて。

以来ずっと嘘をつき続けている事。
母を裏切っていると思うと胸が…

どうしたら良いのだろう。。。

嘘をつくのは 苦しいです…