香りの記憶と言うか、記憶の香りと
言うか…
以前にも記憶に繋がる空気の香りを
取り上げた日記を書いた事が
有るけど、その冬編のひとつ。
極寒になった今日の空気。
深夜になってその独特の香りに
またあの記憶を思い出して。
そう10年前の冬の香り。。。
子どもとの引き離しに遭い、何処で
どう暮らしていて、元気にしている
かも判らない状態で、生きる希望も
失くしてしまいながら迎えた
その年の冬。
冬生まれで、冬の空気は嫌いでは無い
僕でも、その年の冬は 重く冷たい
空気の香りを実感していました。
このまま一生 子ども達とは会えなく
なるのか…苦しい恐怖を抱えて感じた
冬の香り。
母にも親不孝をかけてしまった
罪悪感も持ちながら。
10年経った現在、子ども達とも
年に2回は会える。
元妻ともメッセが
繋がるようになっても…
この冬の香りを感じると、
当時の感覚が目覚めて、
涙が浮かぶんですよね…
もう、元妻にも怨みも怒りも無くなり
ましたが、あの時の恐怖と10年間の
子ども達の成長を日常で見届ける事が
出来なかった無念さだけは ずっと
消えないのだろうな…
って。
そうかぁ…
あの時生き延びられたのは
きっと現在の僕の想いが
あの時の僕に届いたのか…
決して終める事なく、進め。
頑張れよ…
そんな、記憶の香り…