再放送ドラマ「沿線地図」と立川直樹氏とアルディの深い森 | 僕らの日々 Tant de belles choses

再放送ドラマ「沿線地図」と立川直樹氏とアルディの深い森



1979年に放送されていた 山田太一監督のTVドラマ

「沿線地図」がBS放送のTBSで今週(2025年1月13日)午後12時30分から再放送中です。

https://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/d0320/


このドラマは昨年惜しくも亡くなられたフランスの歌手

フランソワーズ・アルディさんの名曲「もう森へなんか行かない」が主題歌になっております。




さりげなくアルディさんもポスターにてご出演☺️ちなみに岸恵子さんもパリから帰国してのご出演だったとか


放送当時 私は中学生 残念ながら このドラマを見ることがなく 今回✨️初めて☺️拝見しております。このドラマ再放送の情報を教えてくださいました音楽ブログ「B面に恋をして。」のイエロードッグさん↓

に感謝申し上げます。 

https://b-side-medley.blogspot.com/2024/06/f.html?m=1

 さて1979年(昭和54年)のこのドラマ。

予想通り 新聞 タバコ インベーダーゲーム‥街の風景など端々も懐かしく現在より厳しい「昭和的価値観」の中で展開する人間ドラマ 恋愛模様にハラハラします😧

「もう森へなんか行かない」はオープニングに流れる他 ハミングのようなBGM♪でドラマの要所に深みを与えていています。

この曲の 原題はMa jeunesse fout le *camp 訳すと「私の青春(若さ)は去っていった」となるのですが… 

(foutre le camp=兵隊が*野営地を逃げ出すことから逃げる去るの意味)

 印象的な歌詞の「Nous n'irons plus au bois」から「もう森へなんか行かない」に邦題タイトルを決めたのは日本版レコード担当者の✨️センスを感じています。

 いったい誰がこのタイトルをつけたのかしら…?と 以前から気になってネットをひたすらサーチしたところ このようなページを見つける事ができましたのでご紹介します☺️


http://www.morinaga-hiroshi.com/club/club23.html

こちらのページは当時の人気雑誌『POPEYE』 

や『BRUTUS『PLAYBOY』の編集者であり ラジオやアーティストとしてもご活躍の森永博志氏のオフィシャルサイトなのですが  


ジェーンバーキン&ゲンズブールの映画の邦題タイトルの話題などから下方へとスクロールしていきますと突然

「もう森へなんか行かない」の日本版ジャケが掲載されてあります。ニックネームから

立川直樹氏「М」=ミック

森永博志氏 「M'」=マッケンジー  

と表記された会話(恐らくラジオ番組の対談書き起こし)

を 勝手ながら要約いたしますと この曲の日本語タイトル「もう森へなんか行かない」を名づけたのは音楽評論家 ライナーノーツやプロデューサーとしても有名な立川直樹氏であり さらに「Comment te dire adieu」を「さよならを教えて」と名づけたのもやっぱり立川氏なのだそうです。(当然ではありますが邦題に著作権などは ない為その事実はあまり知られていない この曲の入ったアルバムのライナーノーツも立川氏が書かれてましたが邦題についてはふれておられない。)

現在では洋楽曲に邦題をつける事は かなり少なくなっているようですが 昭和の頃は もう絶対なくてはならない大切なお仕事でしたね☺️ 特にアルファベットの読みが難しいフランス語の歌のタイトルに邦題は必須であった事でしょう。この曲の「森」という謎めいたキーワードはフランソワーズ・アルディさんの物静かで神秘的なイメージにピッタリで他のアルディさんの曲のイメージにも通じておりました。素晴らしい邦題ですね。

 でも実際に私が1991年にお会いしたアルディさんは

明るく朗らかな印象でありましたが(笑)

あらためてドラマ「沿線地図」の深い森に身を委ね

 昭和に浸りたいと思います。 回が進むごとにはまりそうなストーリーです☺️

参考↓

立川直樹氏のプロフィール
興味深い著書 「セルジュゲンズブールとの一週間」
残念ながら まだ未読です。近いうちに読んでみたいと思っております😊