こんにちは。


今日は経済学における Utility (効用) の勉強をします。


時間のある方はウィキでざっと予習しておくといいと思います。



日本語版


英語版



では本題です。


"Utility is the benefit or satisfaction that a person gets from the consumption of goods and services."


(効用とは、商品またはサービスの消費によって人が得ることのできる利益または満足度である。)


"Total utility is the total benefit that a person gets from the consumption of all the different goods and services."


(総効用とは、個別の商品およびサービスすべての消費により得られる利益の合計である。)


"Marginal utility is the change in total utility that results from a one-unit increase in the quantity of a good consumed."


(限界効用とは、消費される商品の数量が1単位増加したことにより生じる総効用の変化度である。)



例えばあなたがクッキーを1枚もらうことの総効用が50、2枚もらうことの総効用を90とします。


ここで総効用の数値は適当ですが、通常はユニット数(ここではクッキーの枚数)が増えるほど増加します。


クッキーを1枚もらうより、2枚、3枚とたくさんもらうほうがあなたの満足度は高くなりますよね?



ただし、満足度の上昇度(限界効用)は通常もらう枚数が多くなればなるほど小さくなります。


例えば、3枚もらうことの総効用を120とすると、


限界効用は0→1枚の時は50、


1→2枚の時は40、


2→3枚の時は30、


という具合にだんだん小さくなります。



3枚目をもらった時が、1枚目をもらった時ほど嬉しくないというのは感覚的に分かると思います。



ただしダイヤモンドなどの高額な商品の場合、限界効用はあまり低下しません。


これも感覚でわかりますね?4個目、5個目をもらってもかなり嬉しいですもんね(^ε^)♪



ただしダイヤモンドであっても、さすがに100個目から101個目になった時は、


0から1個目になった時ほどの感激はないわけです。



このように、どのような商品やサービスでも


限界効用は徐々に低下していきます。



これを


principle of diminishing marginal utility


(限界効用逓減の法則)


と呼びます。




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