橋本大阪市長の大阪都構想についてだが、
府と市の重複する機能を一本化して
合理化するという発想はいいと思うのだけど、
"都"にするのは良くないと思う。
あくまでも、「イメージ」の話だが、
東京都と大阪が同格という感じがして、
いざ国の大事を決めるような時に2都市が揉めるのではないか?
今は日本人同士で争っているような場合ではない。
日本人が一致団結して国難にあたらなければならない時代である。
そのような時にわざわざ国民を分断する火種となる可能性のあるものを
導入するのは敵の思うツボだ。
大震災などの大災害にあった時に、
速やかに首都機能を移転できる、という利点が主張されているが、
もともと、明治時代に都道府県制を導入する際、
首都に準ずる扱い、ということで、
大阪と京都には府という名称が付されたのだから、
いざという時この2都市が首都の役割を果たすのは
明治の頃から決まっていたことだ。
幕末の優秀な志士達が熟慮の上に決定した事柄を変えるというなら、
相当大きな理由が必要だが、
現時点で提示されている理由が充分だとはとても思えない。
橋本氏にはこの点を踏まえ、
よくよく再検討をお願いしたい。
今日のレポートが面白いと思って頂けた方、
クリックして頂けるとやる気がでます↓
にほんブログ村